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2023年6月12日発売

筑摩書房

出版社名ヨミ:チクマショボウ

死と後世

ちくま学芸文庫
ちくま学芸文庫
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内容紹介
自分自身の死から30日後、地球に巨大小惑星が衝突する。あるいは、人間は不妊化し、地球上の人々は次第に死に絶えていく……。2つのシナリオの先にあるのは人類の消滅だ。それはわれわれの思考や感情にどのような変化を引き起こすのか。3つの講義を通して著者は、人間の生が自らの死後も生き続けるであろう人々の存在に想像されるよりも強く依存していることを示し、哲学史に新しい領域を切り開いた。この講義への4人の哲学者による批判と著者の応答も加わり、議論はさらなる深まりを見せる。デレク・パーフィットは本書を「真にすばらしく、極めて重要な書物」と絶賛した。本邦初訳。
目次
日本語版への序文(サミュエル・シェフラー)  
謝辞
本書の寄稿者

序論(ニコ・コロドニ)

死と後世
第1講 後世(第1部)
第2講 後世(第2部)
第3講 恐怖と死と信頼

コメント
ドゥームズデイの意義(スーザン・ウルフ)
後世はどのように重要なのか(ハリー・G・フランクファート)
評価されるものを保全するのか、評価することを保全するのか?(シーナ・ヴァレンタイン・シフリン)  
私が死に、他の人々が生きるということ(ニコ・コロドニ) 
 
コメントへのリプライ
死と価値と後世 ―― 回答(サミュエル・シェフラー)  

訳者あとがき
人名索引
著者略歴
サミュエル・シェフラー(サミュエル シェフラー samyueru shefuraa)
1951年生まれ。ハーバード大学卒業、プリンストン大学大学院博士課程修了。主に道徳哲学、政治哲学、価値論の分野で活躍。ニューヨーク大学哲学科およびロースクール教授。著書は本書の他に、The Rejection of Consequentialism (1982, rev. ed. 1994), Human Morality (1992), Boundaries and Allegiances (2001), Equality and Tradition (2010), Why Worry about Future Generations? (2018)がある。アメリカ芸術科学アカデミーフェロー、ノルウェー王立学術院会員、ノルウェー科学アカデミー外国人会員も務める。
森村 進(モリムラ ススム morimura susumu)
1955年生まれ。東京大学法学部卒業。法学博士(一橋大学)。一橋大学名誉教授。専門は法哲学。
タイトルヨミ
カナ:シトコウセイ
ローマ字:shitokousei

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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