近刊検索 デルタ

10月4日発売予定

東海大学出版部

カメラトラップによる野生生物調査入門

調査設計と統計解析
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
本書はSpringerから2011年に刊行された『Camera Traps in Animal Ecology』の邦訳である。これまでもカメラを用いた野生動物の調査は行われてきたが、自動撮影カメラの価格が低下し、インターネット経由で容易に購入できるようになったことから、日本でも近年急速に利用者が増加している。しかし、自動撮影カメラから得られるデータの解析方法について解説した和文の書籍は、訳者らが把握してるかぎりこれまで存在しなかった。本書は自動撮影カメラが手軽に入手可能となった現在、必要なデータの適切な解析方法を解説する。
目次
日本語版への序文/まえがき/訳者まえがき

第1章 はじめに
カメラトラップ調査の進化 他

第2章 カメラトラップの歴史
初期の発展/近代/森林性の肉食動物/利用方法の拡張

第3章 生態学研究におけるカメラトラップのタイプと特徴の評価―調査者向けの手引き―
野外におけるカメラトラップの長所と問題:レビュー/カメラトラップのタイプ/機能とトレードオフ

第4章 科学、保全、そしてカメラトラップ

第5章 行動と活動パターン
動物の行動および活動を研究するための伝統的な手法/利点と可能性/事例研究/将来の応用

第6章 個体数、密度、相対個体数 ―概念的な枠組み―
個体数の推定/密度の推定/相対個体数指数

第7章 カメラトラップデータによるトラの個体数の推定―野外調査と解析に関する事項―
装備と野外調査/調査設計上で考慮すべきこと/データ解析

第8章 個体数/密度の事例研究―アメリカ大陸のジャガー―

第9章 長期カメラトラップデータに基づいたトラ個体群の個体群動態
モニタリング上の問題に関連する行動および個体群動態/個体群識別と齢:性別クラスの割り当て/データ分析の問題/個体群動態/個体群動態の推定におけるデータの利用

第10章 トラップ群から密度を推定するための階層空間捕獲再捕獲モデル
背景/モデルの定式化/モデルの解析/開放系における個体群動態


第11章 占有と占有動態に関する推論
動物生態学における占有/モデルの枠組み、仮定、そして解析オプション/占有モデルのための研究デザイン/占有解析の結果の提示に関する提案/占有推定:モデルの拡張/最近の進展

第12章 種数と群集動態:概念的な枠組み
単一サイトに対する推論/複数サイトについての推論/デザインの検討

第13章 カメラトラップを用いた大型脊椎動物の種数の推定―インドネシアの熱帯雨林の事例―
カメラトラップと種リスト/種数の推定とモニタリング

第14章 動物生態学と保全におけるカメラトラップ―今後の動向―
カメラトラップデータの使用/機器と写真データ/統計的推論手法

索引
著者略歴
飯島 勇人(イイジマ ハヤト)
飯島 勇人 森林総合研究所野生動物研究領域主任研究員
中島 啓裕(ナカシマ ヨシヒロ)
中島 啓裕 日本大学生物資源科学部専任講師
安藤 正規(アンドウ マサキ)
安藤 正規 岐阜大学応用生物科学部准教授

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。