近刊検索 デルタ

2023年12月14日発売

東洋館出版社

出版社名ヨミ:トウヨウカンシュッパンシャ

これからの理科教育はどうあるべきか

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内容紹介
教科教育の現在と未来を考える羅針盤シリーズ、ついに刊行!予測困難な現代社会を生き抜くために、理科教育が果たすべき役割とは何か。理科の不易なテーマである「問題解決」を新たな視点で捉え直すとともに、それを支えるウェルビーイング、メタ認知と自己調整学習、「個別最適な学び」「協働的な学び」などの在り方を考える。STEM/STEAM教育やSDGs、ダイバーシティなど、理科教育の広がりを示唆する最新トピックを含む、未来を見据えた一冊。◎これからの「問題解決」とは新型コロナウィルスによるパンデミック、地球沸騰化と呼ばれる異常気象、生成AIの進化など、これまで誰も予想していなかった出来事が立て続けに押し寄せている今、まさにVUCA時代が到来しています。「問題解決」は、理科がこれまでも大切にしてきた不易なテーマですが、予測困難な現代社会において、さらにその重要性が高まっているといえるでしょう。本書では、理科教育の現状と課題を踏まえ、これからの時代に求められる「新たな問題解決」を提案します。◎ウェルビーイングに向けた理科の学びOECDは、教育の目的を「個人のウェルビーイングと社会のウェルビーイングの2つを実現することである」と定義しています。理科において、ウェルビーイングをどのように捉えればよいのでしょうか。ウェルビーイングにつながるメタ認知と自己調整学習、「主体的に学習に取り組む態度」の育成と評価について検討するとともに、古来より日本人の精神に脈々と伝わる「自然を愛する心情」について改めて見つめ直します。◎「個別最適な学び」「協働的な学び」とICT活用「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実が叫ばれる中、理科ではどのような授業づくりが考えられるでしょうか。忘れてはならないのが、「科学的」というキーワードです。実証性・再現性・客観性という条件を踏まえた問題解決の活動を充実させるために、「個別最適な学び」「協働的な学び」という観点で授業を捉え直すことが大切です。本書では、具体的な授業場面に即して考えるとともに、それらを加速させるICTを活用した学習の現状や今後の可能性について紹介します。◎理科教育のつながり・広がり現代社会の問題解決には、あらゆる分野を横断する知恵が求められます。本書でも、理科と他教科・他分野とのつながりを踏まえて、新しいトピックを論じます。分野横断的・創造的な学びである「STEM/STEAM教育」、理科と社会をつなぐ「SDGs」、差別や偏見のない社会に導く「ダイバーシティ」、ニセ科学に翻弄されないための「科学メディアリテラシー」、それぞれが社会に開かれた理科教育を実現するための重要な視点です。
目次
はじめに
第1章 問題解決のこれまでとこれから
1 全国学力・学習状況調査にみる問題解決のこれまでとこれから
①調査問題の基本的な枠組み
②調査結果から明らかになった課題
③課題を解決するための授業改善
2 問題を科学的に解決する力
①問いを設定する力
②知的謙虚さ
3 問題解決を支える評価
①評価観のアップデート
②学習目標と達成規準の共有
③指導の改善と柔軟な評価
4 問題解決の過程を再考する
①不易のテーマ「問題解決」
②問題解決のプロセス
③科学者の探究と科学の性質
第2章 学びに向かう力とウェルビーイング
1 理科におけるウェルビーイングの基本的な捉え方
①理科室で向上するウェルビーイング
②ウェルビーイングを実現するための教師の営み
2 メタ認知と自己調整学習
①これからの時代に求められる力
②メタ認知とは何か
③自己調整学習とは何か
④メタ認知と自己調整学習を促す理科の授業づくり
3 「主体的に学習に取り組む態度」とその評価
①「主体的に学習に取り組む態度」を評価するとは
どういうことか
②OPPAを活用した「主体的に学習に取り組む態度」の
育成とその評価
4 「自然を愛する心情」を育む
①日本の「理科」はひと味違う
②自然を愛する心
③「自然に親しむ」から始まる
④科学者にとっての「自然を愛する心情」
第3章 「個別最適な学び」と「協働的な学び」
1 理科における「個別最適な学び」と「協働的な学び」を考える
①「個別最適な学び」「協働的な学び」を
意識することになった経緯
②「個別最適な学び」「協働的な学び」と
「主体的・対話的で深い学び」を整理する
③「個別最適な学び」「協働的な学び」とは
④理科における「個別最適な学び」「協働的な学び」
2 理科における「指導の個別化」と「学習の個性化」
①改めて「子ども一人一人」
②問題解決の展開の仕方
③「指導の個別化」「学習の個性化」から
問題解決の活動を見つめる
3 「個別最適な学び」「協働的な学び」とICT-その可能性と限界-
①科学的な問題解決(探究)のためのICT活用
②理科におけるICTを活用した学びとは
③協働的な学びの場面における教師のICT活用
④ICT活用の可能性と限界
第4章 つながる理科・広がる理科
1 STEM/STEAM教育
①STEM/STEAM教育って何?
②STEM/STEAM教育を具体化するために
③STEM/STEAM教育の実践事例
2 SDGs時代の理科教育
①理科教育は激変する世界で通用するか
②カリキュラム・マネジメントで「汎用的な能力の育成」へ
③子どもの学ぶ心に火をつける
3 ダイバーシティ
①ダイバーシティの視点の重要性
②理科教育におけるダイバーシティとは
③ダイバーシティ(多様性)からエクイティ(公平,公正)へ
4 科学ニュースを読み解く「科学メディアリテラシー」
①「科学メディアリテラシー」とは
②科学ニュースの「生産」の信頼性をチェックする
③科学ニュースの「伝達」の信頼性をチェックする
④科学ニュースの「消費」の信頼性をチェックする
⑤理科教育は何ができるのか
おわりに
著者略歴
久保田善彦(クボタヨシヒコ kubotayoshihiko)
タイトルヨミ
カナ:コレカラノリカキョウイクハドウアルベキカ
ローマ字:korekaranorikakyouikuhadouarubekika

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