目次

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第１部　わが国におけるマンション区分所有法をめぐる諸問題
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居住者人格利益の概念（山野目章夫）
区分所有法17条と令和3年民法（所有者不明土地関係）改正（七戸克彦）
マンションの共用部分をめぐる債権の帰属と行使（平野裕之）
共有物の管理に関する決定によって形成される法律関係（松尾弘）
区分所有建物の管理における妨害排除・差止請求権についての検討序論（西島良尚）
マンション共用部分等における共有関係と管理主体の特殊性についての再検討――区分所有法改正における議論を中心に（花房博文）
分譲マンションの共用部分の契約不適合をめぐる問題――契約不適合責任等を契機として（大木満）
マンションの欠陥と不法行為責任――「安全性瑕疵」概念の再検討（松本克美）
共用部分から生じる債務（伊藤栄寿）
マンション売買における眺望侵害と買主保護のための法律構成（武川幸嗣）
管理費滞納が区分所有法59条に基づく競売の要件として明示されなくなった経緯（大山和寿）
大規模敷地における複合一棟建物の取扱いについて（小澤英明）
シニア向け分譲マンションにおける契約の特性についての再検討（矢田尚子）
わが国における区分所有法のかたち――我妻榮関係文書第３部（J-DAC）を手掛かりに（竹田智志）
マンション区分所有法が果たした役割と今後の課題――賃貸および組合所有との比較を通して（小林秀樹）
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第２部　マンション区分所有法をめぐる諸問題の外国法との比較
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集合建物での瑕疵担保追及権に関する韓国法の研究（姜爀臣）
イギリス区分所有法制の転換と団体的管理――2020年法律委員会勧告を中心に（大野武）
オーストラリアにおける区分所有建物の瑕疵への取組み（岡田康夫）
ギリシャの慣習法における区分所有（カライスコス　アントニオス）
ドイツ住居所有権の登記手続（小西飛鳥）
ドイツ住居所有権法における建物管理と多数決による合意形成
――区分所有法の改正に向けた議論の土台として（藤巻梓）
建替え・解消決議を争う特別の訴訟制度の検討（吉原知志）
ドイツ住居所有権法における「建築上の変更」（上河内千香子）
マンションのバリアフリーに関する比較法的考察
――障がい者の建築上の変更請求に関するドイツ住居所有権法20条等を手掛かりにして（角田光隆）
区分所有法における監事――ドイツ住居所有権法（WEG）における議論を踏まえて（土居俊平）
共用部分の欠陥に関する問題の一元的解決――フランス区分所有法からの示唆（吉井啓子）
気候変動対策とマンション管理――フランスの経験を参照しつつ（寺尾仁）