目次

歴史認識と「派生」 法楽和歌の盛行 法楽百首の「基底」 慈円「法華要文百首」の詠歌方法 釈教歌における和歌的文学性について 五島美術館蔵『詠法華経廿八品和謌』考 慈円の「性」についての考察 『慈鎮和尚夢想記』と『慈円消息』に関する考察 慈円歌における西行歌の投影 「二見浦百首」作者の再吟味 西行周辺の人物考証 「二見浦百首」作者のこと〈補足〉 西行『諸社十二巻歌合』の再吟味 九条家の仏事についての考察 『南北百番歌合』序・跋の再検討 『慈鎮和尚自歌合』再考 日吉社縁起に関する歌の考察 慈円『建保四年仙洞百首』の考察 慈円における結題の詠歌方法. 1 『文治三年句題百首』を中心に 慈円における結題の詠歌方法. 2 結題の影響とその後の方向性をめぐって 慈円「勒句百首」の考察. 1 歌題選定を中心に 慈円「勒句百首」の考察. 2 速詠作品検証の一環として 慈円「仙洞句題五十首」の考察 慈円「百首句題」の考察