近刊検索 デルタ

2020年7月21日発売

法政大学出版局

出版社名ヨミ:ホウセイダイガクシュッパンキョク

なぜ彼女は革命家になったのか

叛逆者フロラ・トリスタンの生涯
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内容紹介
女は男に従うべきとされていた19世紀のヨーロッパで、女性と労働者の地位向上のために連帯を訴え、社会と闘った作家フロラ・トリスタン。夫に執拗につけ回され、当局に目をつけられても、貧民街や監獄、工場や病院を取材し、本を執筆し、正義を主張しつづけた。時代にあらがい、自由を求めたそのたくましい精神は、孫の画家ゴーガンにも受け継がれる。
目次
屋根裏部屋の王女
暗黒の年月
ドン・ゴエネシュの邸宅で
プライアの奴隷たち
ドン・ピオとの対立
アレキパの内戦
リマの女たち
パリで最初の成功
バック通りの襲撃
テームズ河岸での発見
新たな河岸に向かって
『小冊子』への賛否を問う黒玉と白玉
フランス巡り
ゴーガンの驚嘆すべき祖母

原注
訳者あとがき
著者略歴
ゲルハルト・レオ(レオ ゲルハルト reo geruharuto)
(Gerhard Leo) 1923-2009年。ベルリンで生まれたユダヤ系ドイツ人ジャーナリスト。戦前レオ一家はナチの迫害を逃れパリに亡命し、青年レオはレジスタント運動に加わり、ヒトラー政権打倒に身をささげた。その功績により、シラク政権下でレジョン・ドヌール勲章を受けた。
小杉 隆芳(コスギ タカヨシ kosugi takayoshi)
1943年生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得満期退学。豊橋技術科学大学名誉教授。 おもな訳書にS. シャルレティ『サン=シモン主義の歴史』(共訳)、フロラ・トリスタン『ロンドン散策』(共訳)、フロラ・トリスタン『ペルー旅行記』、パラン・デュシャトレ『一九世紀パリの売春』(以上いずれも法政大学出版局)などがある。
タイトルヨミ
カナ:ナゼカノジョハカクメイカニナッタノカ
ローマ字:nazekanojohakakumeikaninattanoka

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