近刊検索 デルタ

2023年12月4日発売

 吉川弘文館

唐法典と日本律令制

日本史学研究叢書
日本史学研究叢書
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内容紹介
唐から継受して編纂された日本の律令。唐の律令格式の伝来時期や日本での編纂過程を、『令集解』や敦煌・トゥルファン文書の詳細な考証に基づき解明。さらに日唐間での書籍などの情報伝播の実態や、規範意識などに着目して日本社会と法との関わりを考察する。古代日本における法典編纂の展開と律令国家の成立過程を見通す、古代史研究に必備の書。
目次
序/唐法典舶載の研究(敦煌発見唐律断簡(P.3608, P.3252)と大宝律〈岡野誠説の紹介/岡野説の問題点と別案の提示/戸婚律放部曲為良条改訂の位置づけ〉以下細目略/『令集解』に引用された唐の令について―舶載唐開元令考/『令集解』に引用された唐の格・格後勅について/唐格に関する二、三の問題/日唐の格法典の編纂と体裁の特徴)/日唐間の情報伝播(大宝律令制定前後における日中間の情報伝播/書禁・禁書と法典の将来/入唐僧と刺史の印信―維蠲書状の真意/海外情報の復原と評価―「頭陀親王入唐略記附載伊勢興房報告」を読む)/律令法と日本古代国家(律令制の形成/成文法と規範意識―古代の法と慣習/律令国家の法と社会/日本列島は「東アジア」なのか/古代国家をどうとらえるか)
著者略歴
坂上 康俊(サカウエ ヤストシ sakaue yasutoshi)
タイトルヨミ
カナ:トウホウテントニホンリツリョウセイ
ローマ字:touhoutentonihonritsuryousei

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