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定価:15,950円(14,500円+税)
判型:A5
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内容紹介
戸とは何かを究明。岸俊男氏の名著『日本古代籍帳の研究』を批判的に継承し、古代の親族呼称、婚姻形態、相続形態、寄口などを論証。
目次
序/古代戸籍の基礎的考察―とくに御野国戸籍を中心として(親族呼称の考察/味蜂間郡春部里戸籍にみえる無姓者について/加毛郡半布里戸籍をめぐる諸問題)/戸籍・計帳研究史概観―岸・平田理論いわゆる「歪拡大説」・「家族構成非再現説」の検討を中心に(研究史概観/岸理論=「歪拡大説」の検討/夫婦別籍と緑児・緑女の脱漏傾向について)/籍帳研究史の二つの問題―寄口の性格と郡営郡衙の役割について(寄口=女系親族論の検討/造籍における郡ごとの相違について)/古代籍帳よりみた兄弟相続―女性戸主と女帝の問題に関連して(幼少戸主と女性戸主の検討/戸籍に現れた戸主の相続の実体)/庚午年籍と西海道戸籍無姓者(古代籍帳における女子年齢の異常分布について/西海道戸籍の無姓者)/身分の台帳としての戸籍―西海道戸籍母方付貫者の検討(明法家の抱く「戸籍」像―戸令新付条の検討/西海道三郡における母方付貫者の検討)/結語
著者略歴
南部 曻(ナンブ ノボル nanbu noboru)
タイトルヨミ
カナ:ニホンコダイコセキノケンキュウ
ローマ字:nihonkodaikosekinokenkyuu
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