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2012年2月10日発売

明石書店

出版社名ヨミ:アカシショテン

ADHDのある子のやる気を引き出すペアレントトレーニング

診断から薬、食生活、ソーシャルスキルトレーニングまで
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内容紹介
ADHDのある子どもの親が家庭で無理なく取り組めるペアレントトレーニングの本。障害の原因の理解と薬物療法、食生活改善を下地に、子どもの生活スキルを向上させてよりよい親子関係を築くための効果的なペアレンティングプログラムのアイデアを提供する。
目次
 はじめに

1 「だれにだって少しはADHDのようなところがある」なんて言わないで!
 ・ADHDの診断に要する5つの基準

2 ADHDの原因は親の育て方ではなく遺伝子にあった!
 ・ADHDっていったい何なの?
 ・ADHDの心理的・教育的療育法

3 薬でADHDは治らない。けれど強力な助っ人になる
 ・結局、どちらの意見が正しいの?
 ・必ず中枢神経刺激薬を服用しなければならないの?
 ・中枢神経刺激薬が効かない場合や、副作用に耐えられない場合はどうしたらいいの?

4 食生活に気をつけよう――脳と栄養素
 ・脳にとって重要な栄養素とは?
 ・ADHDのある子どもの朝食におすすめの、タンパク質が豊富な食品

5 学校で支援を受けるには――制度と手続き
 ・マイクのADHDが長いあいだ未診断だったのはなぜ?

6 学習のための動機付け――子どものやる気を引き出す
 ・子どもはどのようにして新しいスキルを習得するの?

7 レッスンプランを作ろう――効果的な指導法
 ・教師としての親

8 「三つ子の魂百まで」と言うけれど――感情のコントロールの教え方
 ・ADHDと自殺のリスクにはどんな関連性があるの?
 ・子どものかんしゃくをしずめ、感情のコントロールを教える方法

9 上手な問題解決法――相手の気持ちを尊重する
 ・問題解決スキルを教える

10 親だって生身の人間です!――セルフケアのすすめ
 ・大人のための憂うつ撃退法

11 一朝一夕にはいきません――よくある問題へのアドバイス

 おわりに

 育てにくい子が育つまで――訳者あとがきにかえて
 参考図書・ウェブサイト案内
著者略歴
ヴィンセント・J・モナストラ(モナストラ,ヴィンセント・J monasutora,vinsento・J)
臨床心理学者。ニューヨーク州エンディコットにあるFPI Attention Disorder Clinicの所長を務める。ADHDのある子どもと青少年の神経生理学的特性に関する調査・研究や、ADHDのある子どもの包括的支援における親の養育スタイルや学校での介入、栄養摂取、脳波バイオフィードバック療法の重要性を実証した臨床研究によって、国際的に知られている。アメリカおよびカナダ各地の学会や学校、一般向けのフォーラムで、講演やワークショップを精力的に実施。ADHDがあると診断された人を対象とした研究が認められ、アメリカ応用精神生理学・バイオフィードバック学会から会長賞とハンス・ベルガー賞を授与されるなど、数々の学術賞を受賞している。
小川 真弓(オガワ マユミ ogawa mayumi)
1971年生まれ。翻訳者。中央大学卒業。主な訳書に『総説アスペルガー症候群』(共訳、明石書店、2008年)、『自閉症百科事典』(共訳、明石書店、2010年)、『家庭と学校ですぐに役立つ 感情を爆発させる子どもへの接し方』(明石書店、2011年)などがある。
タイトルヨミ
カナ:エーディーエイチディーノアルコノヤルキヲヒキダスペアレントトレーニング
ローマ字:eediieichidiinoarukonoyarukiohikidasupearentotoreeningu

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