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定価:2,860円(2,600円+税)
判型:四六
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内容紹介
突如、襲う天変地異や産業的大事故。こうした大惨事(カタストロフィー)に乗じ、動揺する人々を利用すべく、繰り返し登場する終末論的言説の本質とは。危機の時代、ショック・ドクトリンを乗り越える智慧はもてるのか。伝説的な革命家レジス・ドブレが語る。
目次
日本の読者へ
第1章 回帰
第2章 覚書
第3章 最悪は最善に
第4章 若き預言者への手紙
第5章 短い方法序説
第6章 反歌
訳注
解説 カタストロフィーと未来への責任[石田英敬]
第1章 回帰
第2章 覚書
第3章 最悪は最善に
第4章 若き預言者への手紙
第5章 短い方法序説
第6章 反歌
訳注
解説 カタストロフィーと未来への責任[石田英敬]
著者略歴
レジス・ドブレ(ドブレ,レジス dobure,rejisu)
1940年生まれ。思想家。20代にカストロやゲバラとともに、中南米のゲリラ闘争を行い、ボリビアで投獄される。フランスに帰国後、ミッテラン政権の側近、代表的左翼知識人として活動する。その後、ミッテランと袂を分かち、メディア化する権力、知識人と権力との関係を問う著作を発表。メディオロジーを提唱する。1994年、パリ第1大学で博士号、大学教授資格を取得。主な著作に『革命の中の革命』(晶文社)、『ゲバラ最後の戦い』(新泉社)、『メディオロジー宣言』『メディオロジー入門』(NTT出版)など多数。
西 兼志(ニシ ケンジ nishi kenji)
1972年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程単位取得退学、グルノーブル第3大学大学院博士課程修了(情報コミュニケーション学博士)、グルノーブル第2大学大学院博士課程修了(哲学博士)。現在、成蹊大学文学部現代社会学科准教授。著書に『窓あるいは鏡――ネオTV的日常生活批判』(慶應義塾大学出版会、水島久光との共著)、訳書にB・スティグレール『技術と時間Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』(法政大学出版局)、D・ブーニュー『コミュニケーション学講義――メディオロジーから情報社会へ』(書籍工房早山)、F・カプラン『ロボットは友だちになれるか――日本人と機械のふしぎな関係』(NTT出版)などがある。
タイトルヨミ
カナ:カタストロフィートシュウマツロン
ローマ字:katasutorofiitoshuumatsuron
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