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定価:4,620円(4,200円+税)
判型:A5
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内容紹介
児童養護施設で暮らす子どもの家族再統合に向けた一時帰宅は、児童にどのような影響を与え、そのための支援はどうあるべきなのか。豊富な調査データをもとに児童の行動や心理的変化を実証的に論じ、児童養護施設における家族再統合プロセスの実態を明らかにする。
目次
はじめに
第1章 序論
Ⅰ 子育て環境と児童虐待
1.現代の子育て環境の諸問題
2.児童虐待問題の深刻化
3.児童相談所による一時保護と各児童福祉施設への措置
4.里親委託について
Ⅱ 児童養護施設における諸問題
1.児童養護施設の実際
2.児童養護施設における家族再統合とは
3.児童養護施設における家族再統合の問題
4.児童養護施設における児童の「問題行動」と心理的変化
Ⅲ 本研究の論点の整理
Ⅳ 本研究の目的
Ⅴ 本研究の構成
第2章 一時帰宅等と児童の行動との関連
Ⅰ 【研究1】一時帰宅等の実態と児童の行動に関する研究
1.はじめに
2.目的
3.対象と方法
4.結果
5.考察
Ⅱ 第2章のまとめ
第3章 児童の行動と心理的変化
Ⅰ 【研究2】基礎調査から2年半後の児童の行動と心理的変化に関する研究
1.はじめに
2.目的
3.対象と方法
4.結果
5.考察
Ⅱ 【研究3】類型化からみた個別事例に関する研究
1.はじめに
2.目的
3.対象と方法
4.各例の提示と検討
5.考察
Ⅲ 第3章のまとめ
第4章 児童への心理的支援に関する事例研究
Ⅰ 【研究4】介入プログラムを用いた児童への心理的支援に関する1事例研究
1.はじめに
2.目的
3.対象と方法
4.結果
5.考察
Ⅱ 第4章のまとめ
第5章 児童と家族の関係調整に関する質的研究
Ⅰ 【研究5】施設職員による児童と家族の関係調整に関する質的研究
1.はじめに
2.目的
3.対象と方法
4.結果
5.考察
Ⅱ 第5章のまとめ
第6章 総合的考察
Ⅰ 本研究の概観
Ⅱ 児童養護施設における家族再統合プロセスの検討
1.家族再統合プロセスの全体像
2.家族再統合プロセスと児童の行動および心理的変化
Ⅲ 児童養護施設における家族再統合の概念に関する検討
Ⅳ 児童養護施設における家族再統合支援のあり方
Ⅴ 児童養護施設における家族再統合アセスメント
1.一時帰宅の可能性に関するアセスメント
2.一時帰宅先での体験の質に関するアセスメント
3.児童の行動および心理的変化に関するアセスメント
4.関係調整アセスメント
5.退所前後のアセスメント
Ⅵ 児童養護施設における心理職の役割
Ⅶ 現代社会における児童養護施設と家族再統合
Ⅷ 本研究における課題と展望
文献
あとがき
第1章 序論
Ⅰ 子育て環境と児童虐待
1.現代の子育て環境の諸問題
2.児童虐待問題の深刻化
3.児童相談所による一時保護と各児童福祉施設への措置
4.里親委託について
Ⅱ 児童養護施設における諸問題
1.児童養護施設の実際
2.児童養護施設における家族再統合とは
3.児童養護施設における家族再統合の問題
4.児童養護施設における児童の「問題行動」と心理的変化
Ⅲ 本研究の論点の整理
Ⅳ 本研究の目的
Ⅴ 本研究の構成
第2章 一時帰宅等と児童の行動との関連
Ⅰ 【研究1】一時帰宅等の実態と児童の行動に関する研究
1.はじめに
2.目的
3.対象と方法
4.結果
5.考察
Ⅱ 第2章のまとめ
第3章 児童の行動と心理的変化
Ⅰ 【研究2】基礎調査から2年半後の児童の行動と心理的変化に関する研究
1.はじめに
2.目的
3.対象と方法
4.結果
5.考察
Ⅱ 【研究3】類型化からみた個別事例に関する研究
1.はじめに
2.目的
3.対象と方法
4.各例の提示と検討
5.考察
Ⅲ 第3章のまとめ
第4章 児童への心理的支援に関する事例研究
Ⅰ 【研究4】介入プログラムを用いた児童への心理的支援に関する1事例研究
1.はじめに
2.目的
3.対象と方法
4.結果
5.考察
Ⅱ 第4章のまとめ
第5章 児童と家族の関係調整に関する質的研究
Ⅰ 【研究5】施設職員による児童と家族の関係調整に関する質的研究
1.はじめに
2.目的
3.対象と方法
4.結果
5.考察
Ⅱ 第5章のまとめ
第6章 総合的考察
Ⅰ 本研究の概観
Ⅱ 児童養護施設における家族再統合プロセスの検討
1.家族再統合プロセスの全体像
2.家族再統合プロセスと児童の行動および心理的変化
Ⅲ 児童養護施設における家族再統合の概念に関する検討
Ⅳ 児童養護施設における家族再統合支援のあり方
Ⅴ 児童養護施設における家族再統合アセスメント
1.一時帰宅の可能性に関するアセスメント
2.一時帰宅先での体験の質に関するアセスメント
3.児童の行動および心理的変化に関するアセスメント
4.関係調整アセスメント
5.退所前後のアセスメント
Ⅵ 児童養護施設における心理職の役割
Ⅶ 現代社会における児童養護施設と家族再統合
Ⅷ 本研究における課題と展望
文献
あとがき
著者略歴
菅野 恵(カンノ ケイ kanno kei)
1976年、東京都八王子市生まれ。和光大学現代人間学部心理教育学科准教授。立教大学兼任講師。児童養護施設心理療法担当職員(嘱託)。博士(心理学)。臨床心理士。
帝京大学文学部心理学科卒業。帝京大学大学院文学研究科臨床心理学専攻修士課程修了。同大学院文学研究科心理学専攻博士課程単位取得満期退学。
職歴として、相模原市立青少年相談センター相談員、東京都公立学校スクールカウンセラー、帝京大学、明星大学、東京女子大学非常勤講師などを経て、現職。
日本学校メンタルヘルス学会理事、評議員、編集委員長。日本精神衛生学会理事。専門は児童心理学、臨床心理学。
〈主な著書(すべて分担執筆)〉
『学校・地域で役立つ子どものこころの支援 連携・協働ワークブック』(金子書房)、『いじめ 予防と対応Q&A73』(明治図書出版)、『発達科学ハンドブック第7巻 災害・危機と人間』(新曜社)、『はじめて学ぶ心理学―心の形成・心の理解―』(大学図書出版)、『心の専門家が出会う法律【新版】 臨床家のために』(誠信書房)など。
タイトルヨミ
カナ:ジドウヨウゴシセツノコドモタチノカゾクサイトウゴウプロセス
ローマ字:jidouyougoshisetsunokodomotachinokazokusaitougoupurosesu
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