近刊検索 デルタ

2024年9月5日発売

解放出版社

出版社名ヨミ:カイホウシュッパンシャ

みんなで考えよう! 体罰のこと

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内容紹介
体罰はなぜ起こるのか、どのような社会構造や環境で発生するのか、なぜ許されないのか、どうすればなくせるのか。教育、スポーツ、子育ての分野で体罰を考えてきた専門家がさまざまな視点からアプローチする。
目次
第1部 学校における体罰
なぜ学校で体罰が起こるのか、どうすればなくせるのか――自死遺族であり教員でもあった立場から体罰を考える/内海千春
子どもを熱中症から守るには――娘の学校事故に寄り添って/重富秀由

第2部 スポーツと体罰
桜宮高校事件のあと、学校とスポーツ界の体罰防止はどこまで進んだか/島沢優子
スポーツと体罰の関係史――高校・大学野球を中心に/中村哲也
体罰はなぜ許されないか――学校教育法第11条を子どもの権利から考える/田村公江

第3部 子育て中の体罰
たたかないしつけを広めるために――高校生調査の結果から/神原文子
虐待について今日からできる10のこと――子育て支援の現場から/九門りり子
非行の背景にあるもの―少年鑑別の現場から見た「体罰」と虐待/定本ゆきこ
著者略歴
神原 文子(カンバラ フミコ kanbara fumiko)
社会学者(博士:社会科学)(講演当時は大学教員) 京都大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程満期退学。 専門は、家族社会学、教育社会学、人権問題。長年、生活者の視点から差別、暴力、人権課題に取り組む。主な近著に、『子づれシングルの社会学―貧困・被差別・生きづらさ』(晃洋書房、2020)、『部落差別解消への展望―人権意識調査結果から人権啓発の課題がみえた』(解放出版社、2023)、『ひとり親のエンパワメントを支援する―日韓の現状と課題』(共編著、白澤社、2023)など。
田村 公江(タムラ キミエ tamura kimie)
龍谷大学名誉教授(講演当時は龍谷大学社会学部教授) 精神分析学、フェミニズムの研究を経て、弱者の自己決定の問題について考えてきた。 〔論文〕「性の商品化―性の自己決定権とは」(飯田隆ほか編集『岩波講座 哲学12 性/愛の哲学』岩波書店、2009)、「子どもに権利意識をもたせよう―『若いアスリートのための権利の章典』のススメ」(神谷拓監修『部活動学―子どもが主体のよりよいクラブをつくる24の視点』ベースボール・マガジン社、2020)
中村 哲也(ナカムラ テツヤ nakamura tetsuya)
高知大学准教授 1978年大阪府生まれ。京都府立大学卒業、一橋大学大学院博士後期課程修了、博士(社会学)。 早稲田大学助手を経て、現職。専門は日本スポーツ史。著書に『学生野球憲章とはなにか―自治から見る日本野球史』(青弓社、2010)、『体罰と日本野球―歴史からの検証』(岩波書店、2023)など。
タイトルヨミ
カナ:ミンナデカンガエヨウタイバツノコト
ローマ字:minnadekangaeyoutaibatsunokoto

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