( )
定価:3,960円(3,600円+税)
判型:A5
書店在庫をチェック
内容紹介
数学的でなく,「概念的」に,多変量解析を扱う
読んで理解する,新しい入門書!
統計の初心者が高度な分析法を用いた研究論文を読み解くことができるように,概念的側面に特化して多変量解析を解説。できる限り数式を用いずに,重回帰分析,パス解析,主成分分析と探索的・確証的因子分析,多次元尺度構成法,ロジスティック回帰分析,多変量分散分析,判別分析,メタ分析などを取り上げる。
◆姉妹本『研究論文を読み解くための多変量解析入門 応用篇:SEMから生存分析まで』
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784762829437
◆本書のコンセプト
この20年で,研究における多変量統計が一般的に利用されるようになってきた。実際,多変量解析をいっさい用いない実証的な論文を探すことは困難である。多変量解析が多く使われ始め,研究者が複雑なリサーチクエスチョンに答えることができるようになってはきているが,研究結果の消費者のほとんどはおいてけぼりだ。
……多変量データをどのように分析するかという本は,今さら必要ではない。その目的に対するよいテキストが,市場にはあふれているからだ。本当に求められているのは,多変量技術の基本的な概念的側面を論じたもの,そしてさまざまな手続きが特定の研究の流れに沿って解説されたものである。それこそ,われわれが本書でまさにやろうとしていることなのである。
こうした目的をもって書かれた本書は,読者が各章で読者が学んだ分析法が,出版されている論文の考察のところで使われているときに,解読して理解することができるように書かれている。本書に含まれているある多変量解析が使われている論文に出くわしたとき,読者は筆者がなぜこの分析を用いたのかを理解できるようになるだろうし,分析に用いられる統計的記号の意味,分析の仮定,図表の解釈はどうすべきか,分析から得られる論理的な結論はどういう意味か,を理解できるようになるだろう。大学院生にとっては,多変量統計の標準的な教科書への非常に便利な副読本となるだろう。(本書「序文」より一部引用)
◆基礎篇の主な目次
序 文
第1章 多変量解析へのいざない
第2章 重回帰分析と相関分析
第3章 パス解析
第4章 主成分分析と探索的・検証的因子分析
第5章 多次元尺度構成法
第6章 クロス集計されたデータの分析
第7章 ロジスティック回帰分析
第8章 多変量分散分析
第9章 判別分析
第10章 メタ分析を理解する
読んで理解する,新しい入門書!
統計の初心者が高度な分析法を用いた研究論文を読み解くことができるように,概念的側面に特化して多変量解析を解説。できる限り数式を用いずに,重回帰分析,パス解析,主成分分析と探索的・確証的因子分析,多次元尺度構成法,ロジスティック回帰分析,多変量分散分析,判別分析,メタ分析などを取り上げる。
◆姉妹本『研究論文を読み解くための多変量解析入門 応用篇:SEMから生存分析まで』
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784762829437
◆本書のコンセプト
この20年で,研究における多変量統計が一般的に利用されるようになってきた。実際,多変量解析をいっさい用いない実証的な論文を探すことは困難である。多変量解析が多く使われ始め,研究者が複雑なリサーチクエスチョンに答えることができるようになってはきているが,研究結果の消費者のほとんどはおいてけぼりだ。
……多変量データをどのように分析するかという本は,今さら必要ではない。その目的に対するよいテキストが,市場にはあふれているからだ。本当に求められているのは,多変量技術の基本的な概念的側面を論じたもの,そしてさまざまな手続きが特定の研究の流れに沿って解説されたものである。それこそ,われわれが本書でまさにやろうとしていることなのである。
こうした目的をもって書かれた本書は,読者が各章で読者が学んだ分析法が,出版されている論文の考察のところで使われているときに,解読して理解することができるように書かれている。本書に含まれているある多変量解析が使われている論文に出くわしたとき,読者は筆者がなぜこの分析を用いたのかを理解できるようになるだろうし,分析に用いられる統計的記号の意味,分析の仮定,図表の解釈はどうすべきか,分析から得られる論理的な結論はどういう意味か,を理解できるようになるだろう。大学院生にとっては,多変量統計の標準的な教科書への非常に便利な副読本となるだろう。(本書「序文」より一部引用)
◆基礎篇の主な目次
序 文
第1章 多変量解析へのいざない
第2章 重回帰分析と相関分析
第3章 パス解析
第4章 主成分分析と探索的・検証的因子分析
第5章 多次元尺度構成法
第6章 クロス集計されたデータの分析
第7章 ロジスティック回帰分析
第8章 多変量分散分析
第9章 判別分析
第10章 メタ分析を理解する
目次
序文
第1章 多変量解析へのいざない
1 本書の目的
2 本章の目的
3 多変量解析とは何か
4 測定尺度
5 本書の章
6 終わりに
第2章 重回帰分析と相関分析
1 予測に応用する
2 理論的な説明
3 一般的な方法論的問題と仮定
4 全体的結論
●推薦図書
●用語集
第3章 パス解析
1 概観
2 統計的概念
3 仮定と問題点
4 結論としてのコメント
●推薦図書
●用語集
第4章 主成分分析と探索的・検証的因子分析
1 主成分分析(PCA)
2 探索的因子分析(EFA)
3 検証的因子分析(CFA)
4 結論
●推薦図書
●用語集
第5章 多次元尺度構成法
1 多次元尺度法の種類
2 本章の目的と概略
3 非計量MDSに必要なデータ
4 非計量MDSから得られる結果の特徴
5 選択されたMDS布置を解釈するために使われる統計的な手法
6 MDSの仮定が破られてないか検証する
7 MDSの結果の解釈例
8 結論
●推薦図書
●用語集
第6章 クロス集計されたデータの分析
1 未来をモニタリングする――モニタリング・フューチャー研究――
2 オッズとは何か?
3 その差は現実のものか?
4 サブグループ間で関係が異なるだろうか?
5 4つ以上の変数に対する分析
6 2つ以上のカテゴリーを含む変数のための分析の拡張
●推薦図書
●用語集
第7章 ロジスティック回帰分析
1 ロジスティック回帰モデル
2 研究例
3 反復多変量ロジスティック回帰
4 まとめ
●推薦図書
●用語集
第8章 多変量分散分析
1 仮説的なMANOVAデザイン
2 予備的な統計概念
3 MANOVAの基本
4 MANOVAの仮定
5 MANOVAの手続き
6 有意な多変量効果が出たときの事後分析
7 MANCOVA,反復測定MANOVA,および検定力分析
8 結論
●推薦図書
●用語集
第9章 判別分析
1 記述的判別分析
2 予測的判別分析
3 要約
●推薦図書
●用語集
第10章 メタ分析を理解する
1 メタ分析とは何か
2 メタ分析のおもな手順
3 方法
4 結果
5 仮想例での考察
6 本章の要約
●推薦図書
●用語集
文献
索引
訳者あとがき
第1章 多変量解析へのいざない
1 本書の目的
2 本章の目的
3 多変量解析とは何か
4 測定尺度
5 本書の章
6 終わりに
第2章 重回帰分析と相関分析
1 予測に応用する
2 理論的な説明
3 一般的な方法論的問題と仮定
4 全体的結論
●推薦図書
●用語集
第3章 パス解析
1 概観
2 統計的概念
3 仮定と問題点
4 結論としてのコメント
●推薦図書
●用語集
第4章 主成分分析と探索的・検証的因子分析
1 主成分分析(PCA)
2 探索的因子分析(EFA)
3 検証的因子分析(CFA)
4 結論
●推薦図書
●用語集
第5章 多次元尺度構成法
1 多次元尺度法の種類
2 本章の目的と概略
3 非計量MDSに必要なデータ
4 非計量MDSから得られる結果の特徴
5 選択されたMDS布置を解釈するために使われる統計的な手法
6 MDSの仮定が破られてないか検証する
7 MDSの結果の解釈例
8 結論
●推薦図書
●用語集
第6章 クロス集計されたデータの分析
1 未来をモニタリングする――モニタリング・フューチャー研究――
2 オッズとは何か?
3 その差は現実のものか?
4 サブグループ間で関係が異なるだろうか?
5 4つ以上の変数に対する分析
6 2つ以上のカテゴリーを含む変数のための分析の拡張
●推薦図書
●用語集
第7章 ロジスティック回帰分析
1 ロジスティック回帰モデル
2 研究例
3 反復多変量ロジスティック回帰
4 まとめ
●推薦図書
●用語集
第8章 多変量分散分析
1 仮説的なMANOVAデザイン
2 予備的な統計概念
3 MANOVAの基本
4 MANOVAの仮定
5 MANOVAの手続き
6 有意な多変量効果が出たときの事後分析
7 MANCOVA,反復測定MANOVA,および検定力分析
8 結論
●推薦図書
●用語集
第9章 判別分析
1 記述的判別分析
2 予測的判別分析
3 要約
●推薦図書
●用語集
第10章 メタ分析を理解する
1 メタ分析とは何か
2 メタ分析のおもな手順
3 方法
4 結果
5 仮想例での考察
6 本章の要約
●推薦図書
●用語集
文献
索引
訳者あとがき
著者略歴
L.G.グリム(グリム エルジー gurimu erujii)
L.G.グリム(Laurence G. Grimm)
University of Illinois at Chicago
P.R.ヤーノルド(ヤーノルド ピーアール yaanorudo piiaaru)
P.R.ヤーノルド(Paul R. Yarnold)
Northwestern University Medical School and University of Illinois at Chigago
小杉 考司(コスギ コウジ kosugi kouji)
小杉 考司(こすぎ・こうじ)
1976年 大阪府大阪市生まれ
2003年 関西学院大学社会学研究科博士後期課程単位取得満了
現在 山口大学教育学部 准教授(博士(社会学))
主著
小杉考司 心理–論理と態度理論への数理アプローチ 松香堂 2006年
小杉考司 社会調査士のための多変量解析法 北大路書房 2007年
小杉考司・清水裕士(編著) M-plusとRによる構造方程式モデリング 北大路書房 2014年
髙田 菜美(タカタ ナミ takata nami)
髙田 菜美(たかた・なみ)
所属 関西大学大学院心理学研究科心理学専攻 博士課程後期
山根 嵩史(ヤマネ タカシ yamane takashi)
山根 嵩史(やまね・たかし)
所属 広島大学大学院教育学研究科教育人間科学専攻 博士課程後期
タイトルヨミ
カナ:ケンキュウロンブンヲヨミトクタメノタヘンリョウカイセキニュウモンキソヘン
ローマ字:kenkyuuronbunoyomitokutamenotahenryoukaisekinyuumonkisohen
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。
L.G.グリム 最近の著作
P.R.ヤーノルド 最近の著作
小杉 考司 最近の著作
髙田 菜美 最近の著作
もうすぐ発売(1週間以内)
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。