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定価:2,750円(2,500円+税)
判型:四六
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内容紹介
シシリー・ソンダースが亡くなる2年前の2003年に出版した「自叙伝」ともいうべき自選論文集,待望の邦訳。「福音主義的なキリスト教の出発点」から,人間性,相互主観性,そして苦しみの意味を理解するための努力を含む,「より広い宗教的・精神的な視点」へと,彼女がどのように導かれてきたかを生き生きと伝える。
■主な目次
第1章 私と共に目を覚ましていなさい Watch with Me(1965)
第2章 信 仰 Faith(1974)
第3章 死と向き合うこと Facing Death(1984)
第4章 私の治療的旅 A Personal Therapeutic Journey(1996)
第5章 主を思いなさい Consider Him(2003)
■主な目次
第1章 私と共に目を覚ましていなさい Watch with Me(1965)
第2章 信 仰 Faith(1974)
第3章 死と向き合うこと Facing Death(1984)
第4章 私の治療的旅 A Personal Therapeutic Journey(1996)
第5章 主を思いなさい Consider Him(2003)
目次
まえがき
第1章 私と共に目を覚ましていなさい Watch with Me(1965)
セント・クリストファーの理想と目的
「技術だけでなく思いやりも」
「死にたくない」
そこにいること
人類すべてのコミュニティ
古い真実を再解釈する
象徴と宗教的儀式を通して
「私の鞄は用意できた……」
……沈黙すること、聴くこと、そこにいること
第2章 信 仰 Faith(1974)
第3章 死と向き合うこと Facing Death(1984)
第4章 私の治療的旅 A Personal Therapeutic Journey(1996)
ブロンプトンカクテル
少しずつ自信をつけて
積極的なトータルケアの重要性
私たちはホストだった
第5章 主を思いなさい Consider Him(2003)
解説 シシリー・ソンダースと三枚の絵
訳者あとがき
索引
第1章 私と共に目を覚ましていなさい Watch with Me(1965)
セント・クリストファーの理想と目的
「技術だけでなく思いやりも」
「死にたくない」
そこにいること
人類すべてのコミュニティ
古い真実を再解釈する
象徴と宗教的儀式を通して
「私の鞄は用意できた……」
……沈黙すること、聴くこと、そこにいること
第2章 信 仰 Faith(1974)
第3章 死と向き合うこと Facing Death(1984)
第4章 私の治療的旅 A Personal Therapeutic Journey(1996)
ブロンプトンカクテル
少しずつ自信をつけて
積極的なトータルケアの重要性
私たちはホストだった
第5章 主を思いなさい Consider Him(2003)
解説 シシリー・ソンダースと三枚の絵
訳者あとがき
索引
著者略歴
シシリー・ソンダース(ソンダース シシリー sondaasu shishirii)
シシリー・ソンダース(Cicely Saunders)
1918年6月22日、同胞3人第一子ひとり娘として、ロンドン北部で生まれる。父親の不動産業者としての成功により、家族は物質的に恵まれた中産階級の生活を送った。1938年、政治学、哲学、そして経済学を学ぶために、オックスフォード大学に入学。1940年11月、学業を一時中断し、ロンドンのナイチンゲール看護学校セント・トマス校において戦時看護師となる。しかし、1944年に背中の持病により看護師として「免役」されたため、すぐにオックスフォードに戻って学術的研究をし、同年に公衆社会管理学戦時学位を賦与された。その後、アルモナー(現在のソーシャルワーカー)としての訓練を受け、セント・トマス病院勤務。その後、ボランティアとして、ベイズウォーターにある死にゆく人のためのホーム、セント・ルカ(St Luke’s)で働き、1952年に医学部入学。39歳で医師免許取得。1958年には、セント・メリー医学校研究員として、セント・ジョセフ・ホスピスでの研究を開始。1967年夏に、セント・クリストファー・ホスピスを開設し、以後18年にわたって医療部長を務める。その貢献によって、宗教領域における顕著な貢献に対するテンプルトン賞(1981年)やメリット勲章(1989年)など多数受賞。1980 年には、画家であるマリアン・ブフーズ- ジスコと結婚。2000年にはセント・クリストファー・ホスピス会長の立場を下り、理事長/創設者の役を引き受け、ロンドンのキングス・カレッジ内のシシリー・ソンダース財団の発展を支援した。2002年に、乳がんになり、病態が悪化すると、彼女はやすらぎを得て、2005年の初春にはセント・クリストファーのナフィールド棟の一室に移った。2005年7月14日他界。
デイヴィッド・クラーク(クラーク ディヴィッド kuraaku dividdo)
デイヴィッド・クラーク(David Clark)
グラスゴー大学名誉教授(医療社会学)。2003年にランカスター大学でInternational Observatory on End of Life Care を設立し、緩和ケアの歴史と世界的発展に幅広い関心を寄せている。シシリー・ソンダースの生涯と仕事に長年関心を持ち、すでに彼女の書簡集や論文集を編集刊行している。近著にTransforming the Culture of Dying: The Works of the Project on Death in America(Oxford University Press, 2013)やTo Comfort Always: A History of Palliative Medicine Since the Nineteenth Century(Oxford University Press, 2016)がある。「終末期におけるグローバルな介入(Global Interventions at the End of Life)」と題した研究でウェルカム・トラスト研究者賞を受賞し、2017年には終末期医療研究への貢献により女王陛下よりOBEを授与された。
小森 康永(コモリ ヤスナガ komori yasunaga)
小森康永(こもり・やすなが)
1985年 岐阜大学医学部卒業
1990年 Mental Research Institute 留学
現 在 愛知県がんセンター精神腫瘍科部長
〈主著・訳書〉
『緩和ケアと時間』(単著)金剛出版 2010年
『ディグニティセラピーのすすめ』(共著)金剛出版 2011年
『はじめよう! がんの家族教室』(編) 日本評論社 2015年
『手作りの悲嘆』(共訳)北大路書房 2019年
『がんと嘘と秘密』(共著)遠見書房 2022年
タイトルヨミ
カナ:シシリー・ソンダースケアヲカタル
ローマ字:shishirii・sondaasukeaokataru
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