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定価:2,640円(2,400円+税)
判型:四六
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内容紹介
慶應義塾幼稚舎でながく教諭をつとめ、幼稚舎長の重責を担った著者が、みずからの教育経験をふまえつつ福澤諭吉の教育論を再構成し、現代の保護者に家庭教育の大切さを語った著作に、教育にかかわるエッセイを付録を増補。新版の刊行にあたり、著者の教育観と人柄が滲む珠玉のエッセイを、さらに3本加えた。
目次
まえがき
第一章 福澤諭吉の生涯 ―― その素描 ――
第二章 福澤は家庭教育を重視した
第三章 福澤の教育への意欲をかきたてたもの
―― 幕末日本の対外的危機感のなかで ――
第四章 福澤の教育観と家庭観 ―― その一端 ――
第五章 なぜ家庭教育が大切なのか
1 子供の成長発達の側面から見て ―― 家庭は習慣の学校なり ――
2 社会的側面から見て ―― 家庭は社会の学校なり ――
第六章 福澤が強調した家庭教育の要点
1 「獣身を成して後に人心を養う」 ―― 健康こそ独立の基本 ――
2 「衣服 下駄 傘の始末もす可し」 ―― 生活の実際で学ばせる ――
3 子供には分かりやすく、面白く学ばせるのがよい
―― 興味と理解を通して知力を開発 ――
4 「父兄は子弟に独立を教え、教師は生徒に独立をすすめ……」
5 「子供ながらも卑劣なことをしたり卑しいことばをまねたりすれば
これをとがむるのみ」
―― 子供の品格を高くする ――
6 家庭教育は厳しいのと寛かなのとどちらがよいか
第七章 福澤は孝行をどう考えていたか
第八章 伝統的男尊女卑論の批判
第九章 福澤の父と母
第十章 父親としての配慮
第十一章 福澤は教育の力をどう考えていたか
第十二章 今日に生かす福澤の家庭教育論
あとがき
付録
編者解説(山内慶太)
第一章 福澤諭吉の生涯 ―― その素描 ――
第二章 福澤は家庭教育を重視した
第三章 福澤の教育への意欲をかきたてたもの
―― 幕末日本の対外的危機感のなかで ――
第四章 福澤の教育観と家庭観 ―― その一端 ――
第五章 なぜ家庭教育が大切なのか
1 子供の成長発達の側面から見て ―― 家庭は習慣の学校なり ――
2 社会的側面から見て ―― 家庭は社会の学校なり ――
第六章 福澤が強調した家庭教育の要点
1 「獣身を成して後に人心を養う」 ―― 健康こそ独立の基本 ――
2 「衣服 下駄 傘の始末もす可し」 ―― 生活の実際で学ばせる ――
3 子供には分かりやすく、面白く学ばせるのがよい
―― 興味と理解を通して知力を開発 ――
4 「父兄は子弟に独立を教え、教師は生徒に独立をすすめ……」
5 「子供ながらも卑劣なことをしたり卑しいことばをまねたりすれば
これをとがむるのみ」
―― 子供の品格を高くする ――
6 家庭教育は厳しいのと寛かなのとどちらがよいか
第七章 福澤は孝行をどう考えていたか
第八章 伝統的男尊女卑論の批判
第九章 福澤の父と母
第十章 父親としての配慮
第十一章 福澤は教育の力をどう考えていたか
第十二章 今日に生かす福澤の家庭教育論
あとがき
付録
編者解説(山内慶太)
著者略歴
渡辺 徳三郎(ワタナベ トクサブロウ watanabe tokusaburou)
元慶應義塾幼稚舎教諭、幼稚舎長。
1916年生まれ。1941年 慶應義塾大学経済学部卒業。1942年 慶應義塾幼稚舎教諭就任。1976―80年 幼稚舎長。1981年 定年退職。1988年 逝去。
主要業績に、本書のほか、『福澤諭吉教育関係文献索引』(編、慶應義塾、1955年[改訂増補版1981年])がある。
山内 慶太(ヤマウチ ケイタ yamauchi keita)
慶應義塾大学看護医療学部・大学院健康マネジメント研究科教授、慶應義塾福澤研究センター所員、博士(医学)。
1966年生まれ。1991年 慶應義塾大学医学部卒業。
タイトルヨミ
カナ:シンバン フクザワユキチ カテイキョウイクノススメ
ローマ字:shinban fukuzawayukichi kateikyouikunosusume
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