近刊検索 デルタ

2016年10月6日発売

慶應義塾大学出版会

出版社名ヨミ:ケイオウギジュクダイガクシュッパンカイ

新版 福澤諭吉 家庭教育のすすめ

このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
慶應義塾幼稚舎でながく教諭をつとめ、幼稚舎長の重責を担った著者が、みずからの教育経験をふまえつつ福澤諭吉の教育論を再構成し、現代の保護者に家庭教育の大切さを語った著作に、教育にかかわるエッセイを付録を増補。新版の刊行にあたり、著者の教育観と人柄が滲む珠玉のエッセイを、さらに3本加えた。
目次
まえがき

第一章 福澤諭吉の生涯 ―― その素描 ――

第二章 福澤は家庭教育を重視した

第三章 福澤の教育への意欲をかきたてたもの
―― 幕末日本の対外的危機感のなかで ――
 
第四章 福澤の教育観と家庭観 ―― その一端 ――
 
第五章 なぜ家庭教育が大切なのか
 1 子供の成長発達の側面から見て ―― 家庭は習慣の学校なり ――
 2 社会的側面から見て ―― 家庭は社会の学校なり ――

第六章 福澤が強調した家庭教育の要点
 1 「獣身を成して後に人心を養う」 ―― 健康こそ独立の基本 ――
 2 「衣服 下駄 傘の始末もす可し」 ―― 生活の実際で学ばせる ――
 3 子供には分かりやすく、面白く学ばせるのがよい
   ―― 興味と理解を通して知力を開発 ――
 4 「父兄は子弟に独立を教え、教師は生徒に独立をすすめ……」
 5 「子供ながらも卑劣なことをしたり卑しいことばをまねたりすれば
   これをとがむるのみ」
   ―― 子供の品格を高くする ――
 6 家庭教育は厳しいのと寛かなのとどちらがよいか

第七章 福澤は孝行をどう考えていたか

第八章 伝統的男尊女卑論の批判

第九章 福澤の父と母

第十章 父親としての配慮

第十一章 福澤は教育の力をどう考えていたか

第十二章 今日に生かす福澤の家庭教育論
  
あとがき

付録

編者解説(山内慶太)
著者略歴
渡辺 徳三郎(ワタナベ トクサブロウ watanabe tokusaburou)
元慶應義塾幼稚舎教諭、幼稚舎長。 1916年生まれ。1941年 慶應義塾大学経済学部卒業。1942年 慶應義塾幼稚舎教諭就任。1976―80年 幼稚舎長。1981年 定年退職。1988年 逝去。 主要業績に、本書のほか、『福澤諭吉教育関係文献索引』(編、慶應義塾、1955年[改訂増補版1981年])がある。
山内 慶太(ヤマウチ ケイタ yamauchi keita)
慶應義塾大学看護医療学部・大学院健康マネジメント研究科教授、慶應義塾福澤研究センター所員、博士(医学)。 1966年生まれ。1991年 慶應義塾大学医学部卒業。
タイトルヨミ
カナ:シンバン フクザワユキチ カテイキョウイクノススメ
ローマ字:shinban fukuzawayukichi kateikyouikunosusume

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。