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定価:4,400円(4,000円+税)
判型:A5
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内容紹介
1930 年代、国際情報紙から対独協力主義メディアへ――
パリの極右週刊紙の誕生とその展開を探求する。
敗戦と占領という特殊な事情に条件づけられたヴィシー時代。
「ふつう」ではない状況下だからこそ、そこに生きた人びとの言動には、
その本質が滲み出てくるのではないか。
人間の本質を探究したいという根源的問題意識から見れば、
協力主義を選択したブラジヤックやルバテ、クストーだけでなく、
ガクソットやモーラスを含め、本書に登場する人物のことばや行動には、
人間たるすべての者のうちに巣くう「弱い部分」や
「邪なもの」の実相を解きほぐす手掛かりがある。
パリの極右週刊紙の誕生とその展開を探求する。
敗戦と占領という特殊な事情に条件づけられたヴィシー時代。
「ふつう」ではない状況下だからこそ、そこに生きた人びとの言動には、
その本質が滲み出てくるのではないか。
人間の本質を探究したいという根源的問題意識から見れば、
協力主義を選択したブラジヤックやルバテ、クストーだけでなく、
ガクソットやモーラスを含め、本書に登場する人物のことばや行動には、
人間たるすべての者のうちに巣くう「弱い部分」や
「邪なもの」の実相を解きほぐす手掛かりがある。
目次
(1章)メディア史のなかの『ジュ・スイ・パルトゥ』
(2章)1930 年代における『ジュ・スイ・パルトゥ』のドイツ観
(3章)ピエール・ガクソットと『ジュ・スイ・パルトゥ』の分岐点
(4章)対独協力ジャーナリズムの形成と『ジュ・スイ・パルトゥ』の再刊
(5章)『ジュ・スイ・パルトゥ』の協力主義イデオロギー
(6章)「あるべき国家像」をめぐって――AFとJSP
(2章)1930 年代における『ジュ・スイ・パルトゥ』のドイツ観
(3章)ピエール・ガクソットと『ジュ・スイ・パルトゥ』の分岐点
(4章)対独協力ジャーナリズムの形成と『ジュ・スイ・パルトゥ』の再刊
(5章)『ジュ・スイ・パルトゥ』の協力主義イデオロギー
(6章)「あるべき国家像」をめぐって――AFとJSP
著者略歴
南 祐三(ミナミ ユウゾウ minami yuuzou)
早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。
早稲田大学文学学術院(西洋史コース)助手。
タイトルヨミ
カナ:ナチスドイツトフランスウヨク
ローマ字:nachisudoitsutofuransuuyoku
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