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定価:2,640円(2,400円+税)
判型:四六
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内容紹介
近代演劇は、日本の現代の文化・社会・政治状況と
どれだけ向き合い、
思想や哲学の核となって表現活動をしているのか。
スーザン・ソンタグ『写真論』の訳者・近藤耕人が、
自身の体験をもとに、「演劇」の真髄に迫る。
舞台作りに必要な「役者」「装置」に始まり、
演劇について考察する際に欠かせない要素
「言葉」「肉体」「霊」を論じて、
「映像」、「記憶」などの概念を
演劇の視点で解釈し、問題提起する!
どれだけ向き合い、
思想や哲学の核となって表現活動をしているのか。
スーザン・ソンタグ『写真論』の訳者・近藤耕人が、
自身の体験をもとに、「演劇」の真髄に迫る。
舞台作りに必要な「役者」「装置」に始まり、
演劇について考察する際に欠かせない要素
「言葉」「肉体」「霊」を論じて、
「映像」、「記憶」などの概念を
演劇の視点で解釈し、問題提起する!
目次
主な目次
舞台の構成
1 役 者
——ソポクレス、ハムレット、ヘイウッド
2 女 優
——オフェリア・ポピ
3 演 出
——アルトー、オニール、ゴドーを待ちながら
4 音 ——チエホフ、三善晃、堀内茂男
5 衣 装——サロメ、山海塾、グリーナウェイ
6 装 置——ベケット、豊島重之
7 観 客——蜷川幸雄、カズオ・イシグロ、フェードル
8 舞 台——ピランデルロ、近代演劇
劇の要素
9 出来事
——サッコ、バンゼッティ、利賀村、パリ・オペラ座
10 場
——シング、イーストエンド、カムデンタウン・ラウンドハウス
11 言 葉——リア王、オレステイア
12 台詞と俳優——ジョイス
14 身体の行動——バーグマン、ファウスト、ゴドー
15 神 ——ワイルド、折口信夫
16 霊 ——三島由紀夫
17 私 ——カントル
演劇の周囲
18 映 像——舞台のバーグマン
19 時 間——ベケット、太田省吾
20 記 憶
——イェイツ、ジョイス、ポランスキー、マリアーヌ
21 反 復——アガサ・クリスティー
22 政 治——カントル、アンソル・フガード
舞台の構成
1 役 者
——ソポクレス、ハムレット、ヘイウッド
2 女 優
——オフェリア・ポピ
3 演 出
——アルトー、オニール、ゴドーを待ちながら
4 音 ——チエホフ、三善晃、堀内茂男
5 衣 装——サロメ、山海塾、グリーナウェイ
6 装 置——ベケット、豊島重之
7 観 客——蜷川幸雄、カズオ・イシグロ、フェードル
8 舞 台——ピランデルロ、近代演劇
劇の要素
9 出来事
——サッコ、バンゼッティ、利賀村、パリ・オペラ座
10 場
——シング、イーストエンド、カムデンタウン・ラウンドハウス
11 言 葉——リア王、オレステイア
12 台詞と俳優——ジョイス
14 身体の行動——バーグマン、ファウスト、ゴドー
15 神 ——ワイルド、折口信夫
16 霊 ——三島由紀夫
17 私 ——カントル
演劇の周囲
18 映 像——舞台のバーグマン
19 時 間——ベケット、太田省吾
20 記 憶
——イェイツ、ジョイス、ポランスキー、マリアーヌ
21 反 復——アガサ・クリスティー
22 政 治——カントル、アンソル・フガード
著者略歴
近藤 耕人(コンドウ コウジン kondou koujin)
こんどう・こうじん
一九三三年、東京に生まれる。
東京大学英文科卒業、作家・評論家。
戯曲に
『風』(一九六二年、第一回文芸賞戯曲部門佳作入選)、
オペラ台本『五重塔』(一九六九年、幸田露伴原作)、
『死者の書』(二〇〇二年、折口信夫原作)。
著書に
『映像と言語 紀伊國屋新書』(紀伊國屋書店、1965年)、
『見ることと語ること』(青土社、1988年)、
『目の人 メディアと言葉のあいだを読む』(彩流社、2012年)、
『山高帽と黒いオーバーの背』(水声社、2014年)など。
訳書に
スーザン・ソンタグ『写真論』(晶文社、1979年)、
ジェイムズ・ジョイス『さまよえる人たち―戯曲・三幕』
(彩流社、1991年)など。
タイトルヨミ
カナ:エンゲキトハナニカ
ローマ字:engekitohananika
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