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定価:1,650円(1,500円+税)
判型:四六
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内容紹介
咲いてこそ花、枯れてこそ命
これぞ生きた証
この小説は、大学病院を舞台に、ひとりの老人が入退院を繰り返すなかで、
命を全うするまでの医療現場を描いた渾身のドラマである。
著者が専門とする「摂食機能療法科」は、全国29の大学歯学部のなかで
唯一、日本大学にある学科。一般に歯科といえば虫歯治療、矯正歯科、
口腔外科、インプラント科等が知られるが、この摂食機能療法科とは、
「口から食べる」ことに特化した治療やリハビリをするところである。
病気や事故で口から食べることが困難になった患者は、点滴や胃瘻で
命をつなぐ。たんに生きながらえれば良いのではなく、生きることの
「質」が問われる時代では、手足のリハビリがあるように、
食べる機能にもリハビリの原理を応用することで、ふたたび口から食べる
ことができるようにする摂食機能療法は、生きることの意味を満ちたもの
にしうる療法であり、それが「命のワンスプーン」といわれる所以である。
脳神経外科、消化器系内科の患者であろうとも、最後の砦は結局は「摂食」
なのである。
これぞ生きた証
この小説は、大学病院を舞台に、ひとりの老人が入退院を繰り返すなかで、
命を全うするまでの医療現場を描いた渾身のドラマである。
著者が専門とする「摂食機能療法科」は、全国29の大学歯学部のなかで
唯一、日本大学にある学科。一般に歯科といえば虫歯治療、矯正歯科、
口腔外科、インプラント科等が知られるが、この摂食機能療法科とは、
「口から食べる」ことに特化した治療やリハビリをするところである。
病気や事故で口から食べることが困難になった患者は、点滴や胃瘻で
命をつなぐ。たんに生きながらえれば良いのではなく、生きることの
「質」が問われる時代では、手足のリハビリがあるように、
食べる機能にもリハビリの原理を応用することで、ふたたび口から食べる
ことができるようにする摂食機能療法は、生きることの意味を満ちたもの
にしうる療法であり、それが「命のワンスプーン」といわれる所以である。
脳神経外科、消化器系内科の患者であろうとも、最後の砦は結局は「摂食」
なのである。
著者略歴
瀬田 裕平(セタユウヘイ setayuuhei)
某大学歯学部教授。歯学博士。
摂食嚥下リハビリテーションでは国内でパイオニア的存在。
タイトルヨミ
カナ:イノチノワンスプーン
ローマ字:inochinowansupuun
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。
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