近刊検索 デルタ

2023年3月20日発売

ふらんす堂

出版社名ヨミ:フランスドウ

デルボーの人

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内容紹介
◆最新句集

序数句集としては、『黄金の街』に次ぐ第四句集である。
ただし、その後にまとめたアンソロジー『仁平勝句集』に「『黄金の街』以後」として八十四句を収録しているので、実質的には五番目の句集になる。
(後書きより)

◆内容紹介
窓を開ければ港が見える夜の秋
八月の湯の沸く音がしてをりぬ
綿虫くらゐは老眼でも見える
初夢の弟生きてゐて威張る
透明に仕切られてゐる薄暑かな
間をあけて立つデルボーの人涼し
探梅といふ徘徊をして来たり
春深し耳のうしろをよく洗ふ
著者略歴
仁平勝(ニヒラマサル nihiramasaru)
1949年、東京都武蔵野市に生まれる。俳誌は、「豈」「未定」「俳句評論」「船団」「魚座」を経て、現在「件」と「トイ」に所属。主な著書は、句集に『花盗人』『東京物語』『黄金の街』、評論に『詩的ナショナリズム』『虚子の近代』『秋の暮』『俳句が文学になるとき』(サントリー学芸賞)『俳句をつくろう』『俳句のモダン』(山本健吉文学賞)『加藤郁乎論』『俳句の射程』(加藤郁乎賞、俳人協会評論賞)『虚子の読み方』『露地裏の散歩者─ 俳人攝津幸彦』『永田耕衣の百句』などがある。
仁平勝(ニヒラマサル nihiramasaru)
タイトルヨミ
カナ:デルボーノヒト
ローマ字:deruboonohito

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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