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定価:1,650円(1,500円+税)
判型:四六変形
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内容紹介
◆百句シリーズ
大好評のシリーズに細見綾子が登場!
名句が気軽によめる
◆丹波人の矜持
綾子は、丹波に帰省するとまず墓参りをし、近所の人たちも綾子の家族を喜んで迎えた。墓参りの道すがら、同行の欣一が「ただいま帰りました」とにこやかに挨拶したと近所の方が伝えている。妹の千鶴子は母親に似て料理も機織りもよくした。綾子の家は、夏になれば障子を葦戸に替え、いつ帰ってもいいように管理されていた。正月や節供が近づけば餅を搗いて武蔵野の家へ送り、蕗の薹が出れば段ボール箱に詰めて送った。綾子の武蔵野での暮らしが丹波とともにあったのは、千鶴子や近所の人たちの支えがあったからであろう。
丹波から運んだ木の家で、母の手織りを纏い、丹波人と繋がりながら丹波とともに過ごした一生であった。
(解説より)
大好評のシリーズに細見綾子が登場!
名句が気軽によめる
◆丹波人の矜持
綾子は、丹波に帰省するとまず墓参りをし、近所の人たちも綾子の家族を喜んで迎えた。墓参りの道すがら、同行の欣一が「ただいま帰りました」とにこやかに挨拶したと近所の方が伝えている。妹の千鶴子は母親に似て料理も機織りもよくした。綾子の家は、夏になれば障子を葦戸に替え、いつ帰ってもいいように管理されていた。正月や節供が近づけば餅を搗いて武蔵野の家へ送り、蕗の薹が出れば段ボール箱に詰めて送った。綾子の武蔵野での暮らしが丹波とともにあったのは、千鶴子や近所の人たちの支えがあったからであろう。
丹波から運んだ木の家で、母の手織りを纏い、丹波人と繋がりながら丹波とともに過ごした一生であった。
(解説より)
著者略歴
山崎祐子(ヤマザキユウコ yamazakiyuuko)
1956年 福島県いわき市に生まれる
1984年、「風」入会。1990年、「風」新人賞を受賞し、同人となる。2002年、「風」終刊。以後、「万象」「栴檀」にて俳句を続け、2012年、「りいの」創刊同人。2012年、「絵空」を4人で創刊。
句集『点睛』(第28回俳人協会新人賞、2004年刊)、句集『葉脈図』(2015年刊)
現在、「りいの」「絵空」同人。俳人協会評議員、日本文藝家協会会員
タイトルヨミ
カナ:ホソミアヤコノヒャック
ローマ字:hosomiayakonohyakku
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