近刊検索 デルタ

2016年6月15日発売

新曜社

出版社名ヨミ:シンヨウシャ

知能と人間の進歩

遺伝子に秘められた人類の可能性
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内容紹介
◆人間の知能は向上しているか?
 著者のフリンは政治哲学者・道徳哲学者にして心理学者で、人類の知能は産業化・情報化とともに向上しているという「フリン効果」で世界的に著名です。確かに遺伝はその人の基本的知能のあり方を決めますが、結果としての知能、つまり思考の水準は、環境の手助けがあれば伸びていくのです。それが教育であり、また知的な仕事の機会です。時に人は、人種や階層や男女や文化によって知能が本来的に異なるのだと考えがちです。フリンは一つ一つ証拠を吟味し、そういう集団差には根拠がないこと、主として社会の産業化と情報化によって、抽象的仮説的な思考の習慣が求められるようになることで知能が向上することを明らかにしました。
目次
知能と人間の進歩 目次

謝 辞

1 章 私たちの遺伝子と私たち自身
 1-1 本書の構成
 1-2 時代に伴う、集団としてのIQ の大幅な上昇
 1-3 ディケンズ/フリンモデル
 1-4 新しい何かを測定する

2 章 遺伝子と認知的進歩
 2-1 ジェンセンの方法
 2-2 ジェンセンの方法の概念的基礎
 2-3 ジェンセンの方法の実際
 2-4 判定のまとめ
付録A(主に専門家向け)

3 章 劣生学と優生学
 3-1 ポル・ポトとカンボジア
 3-2 遺伝子の再生産パターン
 3-3 人種と移民
 3-4 まとめ

4 章 遺伝子と道徳性の進歩
 4-1 人類の遺伝子の相続
 4-2 攻撃的行動の普遍的な減少
 4-3 認知的進歩と道徳的進歩
 4-4 危機に瀕する進歩

5 章 遺伝子と個人差
 5-1 加齢と家庭環境
 5-2 新しい方法
 5-3 新しい方法の適用例
 5-4 家庭環境の影響力の減少
 5-5 幸運を創り出す方法
 5-6 立証されたIQ 上昇
付録B(主に専門家向け)

6 章 凍結された心

訳者あとがき
索 引

装幀=新曜社デザイン室
著者略歴
ジェームス フリン( )
無藤 隆( )
白川 佳子( )
森 敏昭( )
タイトルヨミ
カナ:チノウトニンゲンノシンポ
ローマ字:chinoutoningennoshinpo

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