近刊検索 デルタ

2017年12月25日発売

新曜社

出版社名ヨミ:シンヨウシャ

ボウイ その生と死に

その生と死に
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内容紹介
1972年のイングランド。平凡で、少し疎外され、退屈していた12歳の少年サイモンは、母とともに、「スターマン/エイリアン」デビット・ボウイと衝撃的な出会いを果たします。そこから40年余、事故による記憶の損傷体験を経、母そしてボウイの相次ぐ死を迎えるまで、サイモンの傍らには、ボウイの音楽があり続けました――それは特別な「アート」であり、人生をサヴァイヴするために不可欠な「思想」であり、厳しく、優しく、そして親密な何か、でした。本書は、国際的な哲学者となった著者=サイモンが、ボウイの表現世界の核心にあったメッセージのすべてを改めて呼びおこしていきます。その死から2年、名訳を得て、ファン待望の、唯一無二の存在への深い愛(=あこがれ)に満ちた鎮魂の書です。著者による日本語版へのメッセージと105曲のサウンドトラックリスト(Spotify)付。
目次
ボウイ 目次

●もくじ
わたしの初体験/エピソード的点滅/アートのみだらな(フィルシー)レッスン/ワンダフル/ハイデガー流の退屈論で退屈にさせるわたし/ユートピア的な何か/見者(シーア)は虚言者(ライア)である/無を堅持すること〔=何ものにもすがらぬこと〕 /宇宙空間のハムレット/ディストピアーここで手に入るもの(ゲット・イット・ヒア、シング)/編み物をする女たち(レ・トリコトゥーズ)/不条理なものの威厳/幻は幻に/ディシプリン/消失/あこがれ/あなたはわたしから去ってゆくと言う(ユー・セイ・ユール・リーヴ・ミー)/リアリティに見切りをつける/神の墓のうえで遊ぶ/恐れなしに〔=恐るべき無〕 /太陽、雨、火、わたし、あなた/ノーと言いながらイエスを意味する/月曜(マンデイ)はいったいどこに行った?/ラザルス、ニュートン、グラフス/シーラ、お辞儀をして(テイク・ア・ボウ)

感謝の言葉/日本語版へのメッセージ
訳者あとがき
歌詞ほか引用作品(作者)一覧
著者略歴
サイモン・クリッチリー(サイモン クリッチリー saimon kuricchirii)
田中 純(タナカ ジュン tanaka jun)
タイトルヨミ
カナ:ボウイ
ローマ字:boui

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