近刊検索 デルタ

2018年9月8日発売

新曜社

出版社名ヨミ:シンヨウシャ

はじめての描画療法

スタディ&プラクティス
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内容紹介
 描画療法は絵画を描くことを中心にした芸術療法の一種です。本書は「描画療法とは」「描画療法の基礎知識」「描画療法の研究」「描画療法の実践」の四部に内容を分けて、実践にあたって気をつけるべきこと、準備する道具、さまざまな実践方法の種類と違い、解釈の仕方や事例など、実践にかかわる基本的な事柄をわかりやすい文章で解説しました。口絵には、患者さんが描かれた26枚の美しい絵を収載しています。描画療法に関心をもつ学生さんから、公認心理師として初めて現場に出られる方まで、広くおすすめできる入門書です。
目次
はじめての描画療法 目次

Ⅰ描画療法とは
 はじめに
 導入と適応
 治療的要因
  心理的退行・内面の表出・カタルシス
  芸術療法の四つの立場
  自己実現とイメージ
  自己創造と自己治癒
  治療的関わり解釈や分析について
 描画療法のなりたち
  絵を描くことの起源
  現代の描画療法の起源

Ⅱ描画療法の基礎知識
 方 法
  描画療法の材料・道具について
  描画療法のさまざまな技法
  集団描画療法
 理 論
  描画療法の基礎理論
  芸術心理学
  イメージの心理学
  芸術とフロイトの精神分析
  芸術とユングの分析心理学
  筆跡学
  色彩心理学
  発達的視点
  中井久夫「描画療法の導入に際しての注意点」 
  秋谷たつ子「投映法と知能テスト(図形テスト)」 
 実践に際して
  描画療法のアセスメントと治療の二面性
  描画の分析や解釈について
  解釈をしないということと解釈を返すこと

Ⅲ描画療法の研究
 描画療法の初期研究
  描画療法の研究前史
  アメリカとイギリス
  日 本
 描画療法の近年の研究
  介入前後の効果研究
  効果研究のメタ研究
 描画療法のこれからの研究
  手法について
  テーマについて

Ⅳ描画療法の実践
 実践方法
  個人描画の場合
  集団描画の場合
  適応と導入方法
  自由画の実践方法
  課題画(テーマ描画)の実践方法
 自由画の実践事例 
 課題画の実践事例

あとがき
事項索引
人名索引 

装幀=新曜社デザイン室
著者略歴
杉浦 京子(スギウラ キョウコ sugiura kyouko)
金丸 隆太(カネマル リュウタ kanemaru ryuuta)
タイトルヨミ
カナ:ハジメテノビョウガリョウホウ
ローマ字:hajimetenobyougaryouhou

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