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2020年6月30日発売

信山社出版

出版社名ヨミ:シンザンシャシュッパン

交通賠償理論研究の道程

学術選書
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内容紹介
◆自賠法と民法が交錯する責任論 ー 逸失利益・損害額の算定・慰謝料・過失相殺等、損害論の本質に迫り、検証する待望の書◆
自賠法と民法が交錯する責任論の推移と課題を凝視し、交通事故の損害論を追究し続けたその軌跡。逸失利益・損害額の算定・慰謝料・過失相殺等、損害論の本質に迫り、徹底検証する。法的責任と法的対応、被害者保護の具体策も問う。
目次
『交通賠償理論研究の道程』〔学術選書91〕
 藤村和夫(日本大学法学部教授) 著

【目 次】

はしがき

◆第1部 責 任 論◆

◆第1章 自賠法上の責任
 1 自賠法における責任論の推移と課題
 2 自動運行システム車の事故と責任
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 自動運行システム車の意義
  Ⅲ 自動運行システム車を巡る法的問題
  Ⅳ 民事責任の考え方
  Ⅴ お わ り に

◆第2章 民法上の責任
 1 共同不法行為における「連帯」の意義
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 合同会議における議論(34回,名古屋)
  Ⅲ 「連帯」の意義
  Ⅳ 求償の可否
  Ⅴ お わ り に
 2 事故の競合
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 共同不法行為
  Ⅲ 交通事故(二重事故)について
  Ⅳ お わ り に

◆第3章 自賠法と民法の交錯
 1 責任無能力と運行供用者責任
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 従来の裁判例と学説
  Ⅲ 問題の所在
  Ⅳ 若干の検討
  Ⅴ お わ り に

◆第2部 損 害 論◆

◆第1章 総  論
 1 交通事故損害賠償における損害論
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 損害の意義という意識
  Ⅲ 損害論の端緒とその展開
  Ⅳ 損害概念
  Ⅴ お わ り に
 2 賠償額定型化論の今日的意義
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 損害額定型化論(西原説)の概要
  Ⅲ 西原説の意義とその具体的展開
  Ⅳ 定額化論と算定基準
 3 被害者が特殊技能を有する場合の損害算定に関する事例研究
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 裁判例の紹介
  Ⅲ ま と め
 4 定期金賠償
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 定期金賠償の対象
  Ⅲ 定期金方式において検討すべき事項
  Ⅳ お わ り に

◆第2章 逸 失 利 益
 1 「被害者側にとって控え目な算定」考
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 「控え目な算定」の登場
  Ⅲ 「控え目な算定」の意義,機能
  Ⅳ 「控え目な算定」の必然性
  Ⅴ 「控え目な算定」の有用性
  Ⅵ お わ り に
 2 逸失利益の算定について
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 現行実務における逸失利益算定に対する二木教授の問いかけ
  Ⅲ 考  察
  Ⅳ お わ り に
 3 中間利息控除割合――その議論の終焉と新たな議論の構築に向けて――
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 裁判例の動向
  Ⅲ 学説の対応
  Ⅳ 定期金賠償への架橋
  Ⅴ お わ り に

◆第3章 慰 謝 料
 1 交通事故慰謝料
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 交通事故慰謝料の意義と機能
  Ⅲ 慰謝料額の決定(算定)――基準となる慰謝料額
  Ⅳ 慰謝料の斟酌事由
  Ⅴ 近親者慰謝料
  Ⅵ 物損の慰謝料
  Ⅶ お わ り に

◆第4章 後遺障害に関わる諸問題
 1 RSDあるいはCRPSの認定・評価について
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ RSDとCRPS
  Ⅲ 診 断 基 準
  Ⅳ 認 定 基 準
  Ⅴ 裁判例の紹介
  Ⅵ 評  価
  Ⅶ お わ り に
 2 高次脳機能障害の取扱い
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 高次脳機能障害の意義
  Ⅲ 高次脳機能障害の診断と審査
  Ⅳ 高次脳機能障害の後遺障害等級等の認定
  Ⅴ お わ り に
 3 将来の介護費について
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 近親者介護費の認定
  Ⅲ 裁 判 例
  Ⅳ 若干の考察
  Ⅴ 介護費認定のあるべき姿
  Ⅵ お わ り に

◆第5章 損害の減額
 第1節 総  論
 第2節 過 失 相 殺
 1 序  論
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 交通事故を惹起する原因・要素(発生メカニズム)
  Ⅲ 過失相殺率と過失割合
  Ⅳ 現行基準に対する要望
  Ⅴ 今後に向けて
 2 過失相殺の歴史的意義
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 不法行為に基づく損害賠償と被害者の過失ないし過失相殺
  Ⅲ 日本における過失相殺の具体的展開
  Ⅳ 自動車交通事故における過失相殺の今後
 3 過失割合の判断要素―新たな構想の可能性
  Ⅰ はじめに――構想の契機
  Ⅱ 現行の判断要素との整合?
  Ⅲ 過失割合の判断要素と判断過程の検討・措定
  Ⅳ お わ り に
 第3節 素 因 減 額
 1 人身傷害保険と素因減額
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 裁 判 例
  Ⅲ 本判決の検討,評価
  Ⅳ 若干の検討
  Ⅴ 素因減額分に優先的に充当することの妥当性
  Ⅵ 人身傷害保険の意義の再確認
  Ⅶ お わ り に
 2 素因減責論あるいは寄与度減額論の現在
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 素因減責をめぐる判例の状況
  Ⅲ 若干の検討
  Ⅳ おわりに――今後の方向性

◆第3部 そ の 他◆

 1 交通事故を巡る実態と法的責任
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 事故と法的対応
  Ⅲ 被害者救済の手法と実状
  Ⅳ 運行供用者責任
 2 賠償方式の改革
  Ⅰ 改革の基礎
  Ⅱ 定期金賠償方式
  Ⅲ 現物給付方式
 3 被害者保護の充実と紛争処理機関
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 被害者保護の充実のための具体策
  Ⅲ 紛争処理機関の創設
  Ⅳ お わ り に
 4 戦後の鉄道事故と法的アプローチ
  Ⅰ は じ め に
  Ⅱ 鉄道事故の把握――多角的視点の必然
  Ⅲ 鉄道事故に対する法的アプローチの可能性
  Ⅳ おわりに――組織体としての特質と過失の構造


・初出一覧 
・事項索引 
・判例索引
著者略歴
藤村 和夫(フジムラ カズオ fujimura kazuo)
日本大学法学部教授
タイトルヨミ
カナ:コウツウバイショウリロンケンキュウノドウテイ
ローマ字:koutsuubaishourironkenkyuunodoutei

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