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2023年2月20日発売

筑波書房

出版社名ヨミ:ツクバショボウ

増加する雇用労働と日本農業の構造

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内容紹介
1部では雇用労働力の整理とともに理論的考察を行い、2部では法人経営、3部では家族経営の事例分析から、雇用労働力の現状と農業構造に及ぼす影響について考察している
目次
まえがき
第1部 農業従事者の減少下で重みを増す雇用労働力
第1章 自営農業従事者の減少・雇用労働者の増加にみる農業の構造的変化
第2章 農業労働力の変化と雇用労働,経営継承の動向
第3章 農業雇用支援政策の効果と定着への課題
第4章 農業における外部委託・請負の実際と役割
第5章 農業における労働者派遣の実際と役割
第6章 農業従事外国人労働者の大きさとその役割
第7章 農業にみる労務管理・人材マネジメントの特徴と課題
第2部 常雇に依存し発展する法人経営と人材マネジメント
第8章 長期的視点に立った従業員の人材育成の取組
第9章 豪雪地帯における安定的な正職員雇用
第10章 野菜と加工場の組み合わせで拡大を続ける大規模法人
第11章 構成員が稲作・正職員の若者が転作を担う農事組合法人
第12章 従業員の確保および定着を目的とした待遇の改善
第13章 正職員への客観的な技術評価の仕組みによる正職員同士の人材育成の実現
第14章 観光農園の積極的拡大と支える雇用労働力
第15章 多様な正職員業務の能力育成における人材育成と評価への紐づけ
第16章 大規模採卵経営による高度な品質管理と労働環境整備
第17章 養豚経営における人材育成の取組と効果
第18章 酪農多角経営による地域交流拠点化の動き
第3部 雇用労働力を取り入れ展開する家族経営
第19章 家族経営を量質ともに支える正社員の役割
第20章 長野県高冷地野菜地帯での外国人雇用の変化と工夫
第21章 家族経営の規模拡大を支えてきた外国人労働力
第22章 組合員農家の農繁期雇用に外国人労働力を取り入れた鹿児島の工夫
あとがき
著者略歴
堀口 健治(ホリグチ ケンジ horiguchi kenji)
早稲田大学政経学術院 名誉教授 (第1章,第10章,第11章,第14章,第19章,第20章,第21章,第22章) 東京大学大学院中退。農学博士(東京大学)。鹿児島大学,東京農業大学を経て1991年早稲田大学政治経済学部教授,2013年退職。2002~04年日本農業経済学会会長。 2014~22年日本農業経営大学校校長。堀口編『日本の労働市場開放の現況と課題』筑波書房2017年,堀口「ヒラから幹部にも広がる外国人労働力」日本農業経済学会『農業経済研究』91巻3号19年。
澤田 守(サワダ マモル sawada mamoru)
農業・食品産業技術総合研究機構中日本農業研究センター グループ長補佐) (第2章,第8章,第17章) 筑波大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。農林水産省農業研究センター, 農研機構東北農業研究センターなどを経て現職。著書に『就農ルート多様化の展開論 理』農林統計協会2003年,『家族農業経営の変容と展望』(共著)農林統計出版2018年, 『農業労働力の変容と人材育成』農林統計出版2023年など。
タイトルヨミ
カナ:ゾウカスルコヨウロウドウトニホンノウギョウノコウゾウ
ローマ字:zoukasurukoyouroudoutonihonnougyounokouzou

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