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2023年10月20日発売

筑波書房

出版社名ヨミ:ツクバショボウ

やまだ農園の里山農業

懐かしい未来を求めて
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内容紹介
やまだ農園が、「命育む水辺を目指す田んぼ」、「草原を目指す畑」、「里山復活を目指す落ち葉集め」、「人がつながる農園へ」を柱として、自然と共にある農業を志し、日々、野良仕事に励んでいる取り組みをしているをことをまとめた一冊です。2019年には茅葺き家屋を譲り受け、茅葺き屋根の保全に取り組みつつ、ここを農業の拠点にして活動しています。
目次
まえがき
第Ⅰ部 自然と共にある農業を目指して
1.「懐かしい未来」を目指して:やまだ農園紹介
■コラム①:有機農業の里「八郷町」
■コラム②:私のうら谷津
2.茅葺きとの出会い:茅葺き①
■コラム③:やさと茅葺き屋根保存会
3.みんなでつくる茅葺き屋根:茅葺き②
■コラム④:屋根はゴミで葺け!
4.自ら育つ子どもたち
■コラム⑤:子ども時代
■コラム⑥:そとの保育園
■コラム⑦:農業研修
■コラム⑧:旬の野菜セットでつながる
■コラム⑨:山と集まる宝の資源
■コラム⑩:山を暮らしの利用の場に
■コラム⑪:粗放管理で田畑と地域の自然を守りたい
6.忙しくも充実した農家暮らし
■コラム⑫:たくさんの方に支えられて
■コラム⑬:ただひたすらに前を見て
第Ⅱ部 里山農業へ夢を広げて─やまだ農園の農業論
はじめに─やまだ農園「里山農業」のあらまし
1.みんなが取り組む参加型農業
2.里山という身近な自然
3.落葉利用のがしゃっぱ農業 里山農業解説(1)
4.古茅利用の茅屋根農業 里山農業解説(2)
5.雑草活用の雑草農業 里山農業解説(3)
6.地域における食と資源のぐるぐる回り
付.里山農業の土壌論
〈補足1〉CO2排出正味ゼロ=カーボンニュートラル論ではダメ
〈補足2〉窒素過剰問題について考える
あとがき
著者略歴
山田晃太郎(ヤマダコウタロウ yamadakoutarou)
埼玉県三郷市出身。茨城大学農学部卒。会社員(日本農業 新聞カメラマン)を経て2016年に茨城県石岡市恋瀬地区(旧八郷町)に 移住。2017年に新規就農。妻の麻衣子と共に「やまだ農園」をはじめる。 個人宅配を中心に里山農業を営む。
山田麻衣子(ヤマダマイコ yamadamaiko)
静岡県富士市出身。東京農業大学農学部卒、茨城大学大学 院修了(農学研究科)。夫の晃太郎と長女・花、二女・かや、三女・春の 三人の娘と共に、自然に囲まれて農家暮らしを送る。
中島紀一(ナカジマキイチ nakajimakiichi)
埼玉県志木町出身、1947年生まれ。東京教育大学農学部卒。 東京教育大学助手、筑波大学助手、農民教育協会鯉淵学園教授などを経 て2001~2012年茨城大学教授(農学部)。現在は茨城大学名誉教授。日本 有機農業学会会長を務めた。専門は総合農学・農業技術論。1986年茨城 県八郷町(現在の石岡市)に移住。  主な著書 『「自然と共にある農業」への道を探る』(筑波書房2021)、『野 の道の農学論』(筑波書房2015)、『有機農業の技術とは何か』(農文協2013)、 『食べものと農業はおカネだけでは測れない』(コモンズ2004)など。
タイトルヨミ
カナ:ヤマダノウエンノサトヤマノウギョウ
ローマ字:yamadanouennosatoyamanougyou

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