yukako
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定価:1,760円(1,600円+税)
判型:A5
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内容紹介
3月11日東北地方の震災と福島原発災害の被害の甚大さと過酷さに、私たちはうちのめされました。1年以上の時間が経過しても復興にはほど遠い状況、原発事故は収束していないにもかかわらず、再稼動を推進する流れもあります。
多くのメディアが原発事故や「脱原発」を取り上げてきましたが、それらを読んでいても、なぜかもどかしく、心がざわつきます。満たされない気持ちについて語り、どうしてなのかを考えるなかで、この本を作ろうと考えました。
多くのメディアが原発事故や「脱原発」を取り上げてきましたが、それらを読んでいても、なぜかもどかしく、心がざわつきます。満たされない気持ちについて語り、どうしてなのかを考えるなかで、この本を作ろうと考えました。
目次
はじめに
1章 2011年3月11日―福島から
・3・11、見えないものに追われて 一條 直子
・あらためて思う、「多様なこと」は豊潤なこと 鈴木 絹江
・3・11原発/解雇/放射能/そして…… 黒田 節子
・5日目の朝がきた 人見やよい
・事故前と同じようには生きられない 会田 恵
・疲れているひまはない 地脇 美和
・新たな出会いをたぐり寄せ―福島から高知に避難して 芳賀 治恵
・娘一家は九州へ 橋本 あき
・原発事故の暗闇の中から 浅田眞理子
人間だけが避難する身勝手を許してほしい
・子どもたちも孫も来ない、ご先祖さんに線香もあげられない故郷 鈴木 恵子
・これ以上、奪われない、分断されない 宇野 朗子
福島を出たあの夜からの一年
・女たちのリレーハンスト 黒田 節子
・原発事故からの脱出 安積 遊歩
・原発被曝の県で 武藤十三子
・武藤類子さんに聞く
砂がこぼれ落ちるように風化させられている。でも、みんなが工夫して訴えることが随所で起きています。
2章 出会いをつなげる
・しがらみ、なりゆき、あきらめの中での、 1人ひとりの選択を大切にしたい
―母性・フェミニズム・優生思想 大橋由香子
・グリーナムの女たちから福島の女たちへ 近藤 和子
あとがき
コラム わすれられないコトバ
①私たちはいま、静かに怒りを燃やす東北の鬼です 武藤 類子
②受け手の私たちが変わらなければ何も変わらない おしどりマコ
③100マイクロシーベルト/hを超さなければ、
まったく健康に影響を及ぼしません(!?) 山下 俊一
④病気になるまで思っていた「国が管理しているから大丈夫」と… 喜友名 正
⑤福島原発事故は、水俣病と似ている アイリーン・美緒子・スミス
⑥測ることがすべての判断の基本になる 岡野 眞治
⑦福島原発事故以来1800以上の剣体を測りました 鈴木千津子
資料① 福島原発事故被害者の権利宣言
資料② 「原発いらない福島の女たち」のリレーハンスト宣言
資料③ 「福島原発告訴団」告訴声明 2012年6月
被告訴・被告発人目録
イラスト 主な放射性物質と放射線一覧
1章 2011年3月11日―福島から
・3・11、見えないものに追われて 一條 直子
・あらためて思う、「多様なこと」は豊潤なこと 鈴木 絹江
・3・11原発/解雇/放射能/そして…… 黒田 節子
・5日目の朝がきた 人見やよい
・事故前と同じようには生きられない 会田 恵
・疲れているひまはない 地脇 美和
・新たな出会いをたぐり寄せ―福島から高知に避難して 芳賀 治恵
・娘一家は九州へ 橋本 あき
・原発事故の暗闇の中から 浅田眞理子
人間だけが避難する身勝手を許してほしい
・子どもたちも孫も来ない、ご先祖さんに線香もあげられない故郷 鈴木 恵子
・これ以上、奪われない、分断されない 宇野 朗子
福島を出たあの夜からの一年
・女たちのリレーハンスト 黒田 節子
・原発事故からの脱出 安積 遊歩
・原発被曝の県で 武藤十三子
・武藤類子さんに聞く
砂がこぼれ落ちるように風化させられている。でも、みんなが工夫して訴えることが随所で起きています。
2章 出会いをつなげる
・しがらみ、なりゆき、あきらめの中での、 1人ひとりの選択を大切にしたい
―母性・フェミニズム・優生思想 大橋由香子
・グリーナムの女たちから福島の女たちへ 近藤 和子
あとがき
コラム わすれられないコトバ
①私たちはいま、静かに怒りを燃やす東北の鬼です 武藤 類子
②受け手の私たちが変わらなければ何も変わらない おしどりマコ
③100マイクロシーベルト/hを超さなければ、
まったく健康に影響を及ぼしません(!?) 山下 俊一
④病気になるまで思っていた「国が管理しているから大丈夫」と… 喜友名 正
⑤福島原発事故は、水俣病と似ている アイリーン・美緒子・スミス
⑥測ることがすべての判断の基本になる 岡野 眞治
⑦福島原発事故以来1800以上の剣体を測りました 鈴木千津子
資料① 福島原発事故被害者の権利宣言
資料② 「原発いらない福島の女たち」のリレーハンスト宣言
資料③ 「福島原発告訴団」告訴声明 2012年6月
被告訴・被告発人目録
イラスト 主な放射性物質と放射線一覧
著者略歴
近藤和子(コンドウカヅコ kondoukazuko)
1944年生まれ。東京在住。名古屋大学大学院文学研究科修了。訳書『グリーナムの女たち』(八月書舘)、『インサイド・ザ・リーグ』(社会思想社)、『兵器ディーラー』(朝日新聞社)。編著『おんな・天皇制・戦争』・『おんな・核・エコロジー』(オリジン出版センター)ほか。
大橋由香子(オオハシユカコ oohashiyukako)
1959年生まれ。上智大学文学部社会学科卒業。フリーライター・編集者。著書『ニンプ・サンプ・ハハハの日々』(社会評論社)、『からだの気持ちをきいてみよう』(ユック舎)、『生命科学者・中村桂子』(理論社)ほか。共編著『働く/働かない/フェミニズム』(青弓社)、『記憶のキャッチボール』(インパクト出版会)
タイトルヨミ
カナ:フクシマゲンパツジコトオンナタチ
ローマ字:fukushimagenpatsujikotoonnatachi
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