目次

新古今集と新葉集 後鳥羽院と遠山の桜 後醍醐天皇と雲居の桜 哀傷歌の源氏取り. 1 新古今まで 哀傷歌の源氏取り. 2 新古今を継ぐもの 良経「花月百首」の西行摂取 『毎月抄』の本歌取り論について 崇徳院の「いなむしろ」と『新古今集』春部の柳歌群 歌語「臥猪の床」の変遷 建礼門院右京大夫の「星」の歌 疎外者の視線 あらましの情景 恋部の読人不知詠 羇旅部の視線 南朝和歌の都 異端の勅撰集 住吉行宮の情景 『吉野拾遺』の構想と和歌 南朝歌壇と『太平記』 南北朝期の勅撰集と年号 後醍醐天皇の面影 中世和歌史上の『新葉集』