近刊検索 デルタ

2023年10月20日発売

雷鳥社

出版社名ヨミ:ライチョウシャ

生きものハイウェイ

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内容紹介
地図にはないけど奥深い、縦横無尽に広がる「生き物の通り道」。


生き物ハイウェイとは、生き物の通り道のこと。この本では、私たちの身近な場所に張り巡らされた「生き物ハイウェイ」を、10のフィールドに分けて紹介します。さらに、そこから焦点をより近づけて、電柱・道路標識・プランターの下・中央分離帯・墓石・朽木の中・ドングリ・郵便受け・セーターなど、それぞれのユニークなハイウェイコースを探します。生き物は、昆虫、爬虫類、鳥、魚、哺乳類など、さまざまなタイプが登場。
著者は、30年以上自然観察を続けてきた佐々木洋さん。その経験を活かして、生き物の通り道はもちろん、特徴・出没ポイント・観察時期・名前の由来なども、豊富な知識と雑学を織り交ぜながらユーモアたっぷりに解説。そこに何かが動いているような気配の漂う、中村一般さんのイラストと合わせて、ぜひお楽しみください。

「この世は、私たち人間だけのものではない。無数とも思える人間以外の生き物も暮らしている。そして、それらの多くは、こちらから遠くまで探しに行かなくても、私たちと、時間と空間を共有しているものなのだ。」(─はじめにより)
目次
目次

1章 住宅街【電線はハクビシンにとっての「けもの道」】
2章 幼稚園の園庭【哺乳類の「登園路」で持ち去られる上履き】
3章 ビル街【自動ドアを通過するSF的ツバメの出現】
4章 寺社の境内【不気味な鳴き声で開幕するムササビのショータイム】
5章 河川敷【地中に広がるモグラのネットワーク】
6章 公園の雑木林【手塚治虫も愛した「オサムシ」の捕まえ方」】
7章 公園の水辺【ヨシの茎に扮する野鳥「ミョウガの妖精」】
8章 大きな道路【世界戦略を企てるトンボのワールドツアー】
9章 大きな橋【辛抱強く待てば見られる「ボラ・ジャンプ」】
10章 番外編 【こんなところに道がある!】
おまけ 執筆中に聞いていた音楽
著者略歴
佐々木洋(ササキヒロシ sasakihiroshi)
プロ・ナチュラリスト®️。東京都出身、在住。プロフェッショナルの自然解説者として「自然の大切さやおもしろさを、多くの人々と分かち合い、そのことを通じて自然を守っていきたい」という思いのもと、国内外で自然解説を続けている。30年以上にわたり、40万人以上の人々に、自然解説を行う。著書に『都市動物たちの事件簿』(NTT出版)、『ぼくらは みんな 生きている』(講談社)、『きみのすむまちではっけん! となりの「ミステリー生物」ずかん』(時事通信社)など多数。NHKテレビ『ダーウィンが来た!』など出演。BBC(英国放送協会)動物番組アドバイザー。NHK大河ドラマ生物考証者。
中村一般(ナカムライッパン nakamuraippan)
イラストレーター。1995年東京都出身、在住。書籍の装画や漫画の執筆を中心に活動中。イラストレーション青山塾修了。漫画著書に『僕のちっぽけな人生を誰にも渡さないんだ』(シカク出版)、『ゆうれい犬と街散歩』(トゥーヴァージンズ)、作品集に『忘れたくない風景』(玄光社)。現在月刊漫画雑誌「ゲッサン」(小学館)にて『えをかくふたり』連載中。
タイトルヨミ
カナ:イキモノハイウェイ
ローマ字:ikimonohaiwei

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