近刊検索 デルタ

2024年8月9日発売

雷鳥社

出版社名ヨミ:ライチョウシャ

数の辞典

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内容紹介
【書籍紹介文】

いざ、目に見えない「数」の世界へ!
現代では「数」を見ない日はありません。朝起きたら時計を見て、昼食を買ったら支払金額を確認し、平均体重や平均年収の話題に一喜一憂し、暗証番号を入力してショッピングを楽しみ、「予測できない」スポーツの試合に胸を熱くします。
辞典シリーズ第12弾では、自然物から離れ、人間の営みともいえる「数」の世界に迫ります。0や1などの数字から、正負の数、三角関数、微分・積分、非ユークリッド幾何学、コンピュータ、現代の未解決問題に至るまで、私たちの生活をかげひなたに支える「数」にまつわる221項目を、小さな辞典にまとめました。

・学校で習ったけど忘れてしまった数学用語-「平方根」「関数」「虚数」など
・考えれば考えるほど不思議な数の概念-「0」「無限」「次元」「パラドックス」など
・耳にしたことのある言葉-「ベクトル」「指数関数」「アルゴリズム」など
・知ると面白い数学の知識-「ヒルベルトのホテル」「モンティ・ホール問題」など

数学をまなぶ楽しみは、数学者だけでなく、私たち1人1人にあります。「サワ☆博士の数楽たいそう」を主宰する数々(かずかず)企画代表・澤宏司さんの面白く、ときに考えさせられる解説と、グラフィックデザイナー・廣﨑遼太朗さんのウィットに富んだ挿絵も見どころです。一読してわからない項目も、少しだけ背伸びをして新しい知識に触れてみると、時間を経て、ひらめく瞬間が訪れるかもしれません。気になった項目は、より専門的な数学本へと歩みを進めてみてください。
先史時代から現代へと大まかに数学史をたどる構成。数学史/数学者に関する豆知識、関連語の掲載、数学をさまざまな視点で眺める章末コラム4編も収録。


★本書の324ページに登場するウサギのイラストは、あるルールに従ってページからページへとジャンプしていきます。ウサギのあとを追ってみると…?

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「数とは何か」の整備、発展は今も続いている。木の実を数えるところから始まった数は、現代においてそこから大きく離れ、それゆえに応用の先が広がった。「1個のリンゴ」は目に見え、よって絵に描けるが、「1」そのものの絵は観たことがない。これが数のもつ役割と宿命である。(「はじめに」より)
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目次
はじめに

Chapter1 先史時代
Chapter2 古代
Chapter3 中近世・近代前期
Chapter4 近代後期
Chapter5 現代

あとがき
索引


Column
#1 数学の苦手なこと
#2 作図の意義
#3 数学の純粋と応用
#4 数学の成立時期と検索ヒット数
著者略歴
澤宏司(サワ コウジ sawa kouji)
数々企画代表。博士(理学)。1994年早稲田大学理工学部数学科卒。2010年神戸大学大学院理学研究科地球科学惑星科学博士後期課程修了。同志社大学准教授を経て、2024年4月から現職。専門は数理科学、数理論理学。近年は論理と時間・空間の関係に関するモデルの研究に従事。簡単な計算を伴う全身運動プログラム「サワ☆博士の数楽たいそう」主宰。好きな映画監督はポール・バーホーベン。
廣﨑遼太朗(ヒロサキ リョウタロウ hirosaki ryoutarou)
1996年生まれ。名古屋出身のグラフィックデザイナー、イラストレーター。 名古屋市立大学芸術工学研究科を修了、その後都内グラフィックデザイン事務所を経て、現在はフリーランスとして活動中。
タイトルヨミ
カナ:カズノジテン
ローマ字:kazunojiten

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