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2019年11月25日発売

論創社

出版社名ヨミ:ロンソウシャ

至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション

妹尾アキ夫翻訳セレクション
論創海外ミステリ
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内容紹介
海外ミステリ翻訳の偉人とも言える妹尾アキ夫が遺した膨大な翻訳よりL・J・ビーストンとステイシー・オーモニオアの原作による短編をミステリ評論家の横井司氏が厳選してまとめました妹尾アキ夫の翻訳セレクション!
目次
L・J・ビーストン集
 ヴォルツリオの審問
 東方の宝
 敵
 パイプ
 犯罪の氷の道

ステイシー・オーモニア集
 犯罪の偶発性
 オピンコットが自分を発見した話
 暗い廊下
 ブレースガートル嬢
 撓ゆまぬ母
 至妙の殺人

 編者解題
著者略歴
L・J・ビーストン(エル ジェー ビーストン eru jee biisuton)
1874年、英国ロンドン生まれ。『プレミア』や『ストランド』、『グランド』などの雑誌へ多数の作品を発表する量産作家だが、詳しい経歴はわかっていない。スリルに富んだ犯罪小説や意外なオチによるショート・ショートを得意としていた。1963年死去。
ステイシー・オーモニア(ステイシー オーモニア suteishii oomonia)
1887年(1878年説あり)、英国生まれ。装飾石材職人の息子として生まれ、小学校卒業後は家業を手伝いながら彫刻の下絵などを描いていた。家具店勤務や肖像画家、役者などを経験した後、第一次大戦の開戦直前に処女作「友達」を発表して英国文壇の寵児となった。流行作家として活躍する中、1928年に42歳の若さで死去。
妹尾アキ夫(セノオアキオ senooakio)
1892年、岡山県生まれ。本名・韶夫。別名・胡鉄梅、小原俊一。早稲田大学英文科卒業。1922年から『新青年』に翻訳を寄せるようになる。25年の「十時」を皮切りに、探偵小説の創作にも手を染めるようになり、ロマンティシズムとリリシズムあふれる秀作を発表。また、胡鉄梅名義での辛口の匿名批評も話題を呼んだ。1962年、脳出血で急逝。没後50年経ってから初の単著『妹尾アキ夫探偵小説選』(論創社、2012)が刊行された。
横井 司(ヨコイ ツカサ yokoi tsukasa)
1962年、石川県金沢市に生まれる。大東文化大学文学部日本文学科卒業。専修大学大学院文学研究科博士後期課程修了。95年、戦前の探偵小説に関する論考で、博士(文学)学位取得。共著に『本格ミステリ・フラッシュバック』(東京創元社、2008)、『本格ミステリ・ディケイド300』(原書房、2012)など。現在、専修大学人文科学研究所特別研究員。日本推理作家協会・本格ミステリ作家クラブ会員。
タイトルヨミ
カナ:シミョウノサツジン
ローマ字:shimyounosatsujin

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