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2020年4月13日発売

論創社

出版社名ヨミ:ロンソウシャ

甲賀三郎探偵小説選 Ⅳ

論創ミステリ叢書
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内容紹介
大都会を跋扈する抜山蓋世の大怪盗に挑む大和新聞敏腕記者の獅子内俊次! 甲賀三郎の代表長編「姿なき怪盗」を巻頭に置き、読み応えある同年代の傑作短編をレクションした〈甲賀三郎探偵小説選〉第四集!
目次
姿なき怪盗
 *
妖鳥の呪詛
体温計殺人事件
小手川英輔の奇怪な犯罪
波斯猫の死
機知の敗北
状況証拠

編者解題 稲富一毅
著者略歴
甲賀三郎(コウガサブロウ kougasaburou)
1893年、滋賀県生まれ。本名・春田能為。1918年、東京帝大工学部化学科を卒業後、農商務省臨時窒素研究所技手となる。23年に雑誌『新趣味』の懸賞応募作「真珠塔の秘密」でデビューを果たし、以降、「琥珀のパイプ」(24)や「ニッケルの文鎮」(26)など理化学トリックを使った作品を数多く発表する。28年に窒素研究所技師を退任して専業作家となり、様々な分野へ創作活動の幅を広げていき、32年に新潮社の「新作探偵小説全集」へ書下ろした長編『姿なき怪盗』は代表作となった。33年から35年まで文藝家協会理事を、42年から44年にかけて日本文学報国会事務局総務部長を務める。44年10月から日本少国民文化協会事務局長に就任。1945年、公務で訪れた九州からの帰都途中、急性肺炎のため岡山県内の病院で死去。
深草淑子(フカクサヨシコ fukakusayoshiko)
旧姓・春田。1925年8月13日、甲賀三郎の次女として渋谷に生まれる。42年、文化学院女学部卒業。2004年に初の著書『愛国者』(東洋出版)を上梓。
稲富一毅(イナトミカズキ inatomikazuki)
1978年、京都府京都市生まれ。福岡県育ち。関西学院大学法学部法律家卒業し、現在はIT技術者として大坂の企業に勤務。2001年よりWEBサイト「甲賀三郎の世界」を開設・管理している。
タイトルヨミ
カナ:コウガサブロウタンテイショウセツセン ヨン
ローマ字:kougasaburoutanteishousetsusen yon

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