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定価:10,450円(9,500円+税)
判型:A5
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内容紹介
『資本論』における再生産=蓄積論体系(中略)のうちの
第二部第3篇の研究については,筆者は前著『再生産・蓄積論草稿の
研究』(八朔社,2015年)としてまとめたので,本書は,第一部第7篇と
第三部第3篇,再生産(表式)論の具体化,恐慌の基礎理論に関する
これまでの研究の論文集とし,それに,「恐慌の運動論」批判を完結
させるために, 2つの章を書き下ろして加えた。(「はしがき」より)
第二部第3篇の研究については,筆者は前著『再生産・蓄積論草稿の
研究』(八朔社,2015年)としてまとめたので,本書は,第一部第7篇と
第三部第3篇,再生産(表式)論の具体化,恐慌の基礎理論に関する
これまでの研究の論文集とし,それに,「恐慌の運動論」批判を完結
させるために, 2つの章を書き下ろして加えた。(「はしがき」より)
目次
前編 蓄積論体系をめぐる諸問題について
第1章 『経済学批判要綱』における資本蓄積論
第2章 相対的過剰人口に関する一考察―オッペンハイマーのマルクス批判―
第3章 『資本論』第三部草稿第3章「一般的利潤率の傾向的低下法則」
第4章 利潤率の傾向的低下法則の論定をめぐる論争
第5章 利潤率の傾向的低下法則に関する一考察
第6章 資本の絶対的過剰生産に関する考察
第7章 マルクス『経済表』について
第8章 「貨幣還流」論と商業資本
第9章 再生産(表式)論と商業資本
補論 書評とリプライ
後編 恐慌論をめぐる諸問題について
第10章 マルクス恐慌理論の形成
第11章 恐慌論をめぐる諸論点について
第12章 「恐慌の運動論の発見」と利潤率低下「矛盾の展開」論の
「取り消し」はあったか
第13章 恐慌論の「柱」は「可能性,根拠,運動論」となるのか
第14章 「恐慌の運動論」で「可能性の現実性への転化」が解明できるのか
第15章 「恐慌の運動論」で「産業循環」が解明できるのか
第1章 『経済学批判要綱』における資本蓄積論
第2章 相対的過剰人口に関する一考察―オッペンハイマーのマルクス批判―
第3章 『資本論』第三部草稿第3章「一般的利潤率の傾向的低下法則」
第4章 利潤率の傾向的低下法則の論定をめぐる論争
第5章 利潤率の傾向的低下法則に関する一考察
第6章 資本の絶対的過剰生産に関する考察
第7章 マルクス『経済表』について
第8章 「貨幣還流」論と商業資本
第9章 再生産(表式)論と商業資本
補論 書評とリプライ
後編 恐慌論をめぐる諸問題について
第10章 マルクス恐慌理論の形成
第11章 恐慌論をめぐる諸論点について
第12章 「恐慌の運動論の発見」と利潤率低下「矛盾の展開」論の
「取り消し」はあったか
第13章 恐慌論の「柱」は「可能性,根拠,運動論」となるのか
第14章 「恐慌の運動論」で「可能性の現実性への転化」が解明できるのか
第15章 「恐慌の運動論」で「産業循環」が解明できるのか
著者略歴
谷野 勝明(ヤノ カツアキ yano katsuaki)
1952年 神奈川県川崎市生まれ
1989年 中央大学大学院商学研究科博士課程後期課程修了
1995年 関東学院大学経済学部助教授
2005年 同教授,現在に至る 商学博士
著 書 『経済科学の生成』(時潮社,1991年)
『再生産・蓄積論草稿の研究』(八朔社,2015年)
論 文 多数
タイトルヨミ
カナ:チクセキロン タイケイ ト キョウコウロン
ローマ字:chikusekiron taikei to kyoukouron
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