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定価:3,960円(3,600円+税)
判型:A5
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内容紹介
「世界政策を推進する強力な中央は、公然の戦争あるいは不可視の戦争にパルチザンを動員し、とはいえ、ときに切り捨てる」(C・シュミット)。生まれ育った場所に根づくパルチザンではない、グローバル・パルチザンのことである。その彼ら彼女らは、シロアリのように侵入して国家や地域社会を蝕み、家庭をも蝕む。富や命、名を奪い、子までを奪う。……これは、ナチス親衛隊の「全体主義」から「テロとの戦い」へと連なる政治的系譜の一齣ではなかったか。本書はその系譜に抗して、戦争は正規兵がなすべき、ささやかでも講和を重ねるべきことを論じた。
目次
序章 憑依された英雄と近代的人間
一章 全体主義から自由へ〈1〉意味への問い
二章 全体主義から自由へ〈2〉一と多への問い
三章 全体主義から自由へ〈3〉アイヒマン再考
四章 ハイデガー、ウォルトン、アリストテレス
五章 カント主義者クラウゼヴィッツ〈1〉『戦争論』のホ―リズム
六章 カント主義者クラウゼヴィッツ〈2〉戦争内存在と政治内存在
終章 生きている『戦争論』
一章 全体主義から自由へ〈1〉意味への問い
二章 全体主義から自由へ〈2〉一と多への問い
三章 全体主義から自由へ〈3〉アイヒマン再考
四章 ハイデガー、ウォルトン、アリストテレス
五章 カント主義者クラウゼヴィッツ〈1〉『戦争論』のホ―リズム
六章 カント主義者クラウゼヴィッツ〈2〉戦争内存在と政治内存在
終章 生きている『戦争論』
著者略歴
横地 徳広(ヨコチ ノリヒロ yokochi norihiro)
弘前大学人文学部教員。東北大学大学院文学研究科博士課程修了(文学博士)。著書『超越のエチカ:ハイデガー・世界戦争・レヴィナス』(ぷねうま舎、2015年)
タイトルヨミ
カナ:センソウノテツガク
ローマ字:sensounotetsugaku
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