近刊検索 デルタ

2022年1月28日発売

東北大学出版会

出版社名ヨミ:トウホクダイガクシュッパンカイ

戦争の哲学 自由・理念・講和

自由・理念・講和
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
「世界政策を推進する強力な中央は、公然の戦争あるいは不可視の戦争にパルチザンを動員し、とはいえ、ときに切り捨てる」(C・シュミット)。生まれ育った場所に根づくパルチザンではない、グローバル・パルチザンのことである。その彼ら彼女らは、シロアリのように侵入して国家や地域社会を蝕み、家庭をも蝕む。富や命、名を奪い、子までを奪う。……これは、ナチス親衛隊の「全体主義」から「テロとの戦い」へと連なる政治的系譜の一齣ではなかったか。本書はその系譜に抗して、戦争は正規兵がなすべき、ささやかでも講和を重ねるべきことを論じた。
目次
序章 憑依された英雄と近代的人間
一章 全体主義から自由へ〈1〉意味への問い
二章 全体主義から自由へ〈2〉一と多への問い
三章 全体主義から自由へ〈3〉アイヒマン再考
四章 ハイデガー、ウォルトン、アリストテレス
五章 カント主義者クラウゼヴィッツ〈1〉『戦争論』のホ―リズム
六章 カント主義者クラウゼヴィッツ〈2〉戦争内存在と政治内存在
終章 生きている『戦争論』
著者略歴
横地 徳広(ヨコチ ノリヒロ yokochi norihiro)
弘前大学人文学部教員。東北大学大学院文学研究科博士課程修了(文学博士)。著書『超越のエチカ:ハイデガー・世界戦争・レヴィナス』(ぷねうま舎、2015年)
タイトルヨミ
カナ:センソウノテツガク
ローマ字:sensounotetsugaku

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
緑の書 リビアのカダフィ大佐の理論
2011年10月20日、カダフィ大佐は殺された

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)
新着:ランダム(5日以内)

>> もっと見る

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。