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2023年4月10日発売

関西学院大学出版会

出版社名ヨミ:カンセイガクインダイガクシュッパンカイ

SDGs時代に知っておくべき環境問題入門

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内容紹介
国や地方の行政、企業、NGOなど各分野の第一線で活躍している実践者を執筆陣に迎え、SDGsのなかでも中核を占める「環境問題」について解説。SDGsや環境問題の具体的な実践行動につながるようなヒントが満載。
目次
目 次

 はじめに

第Ⅰ部 環境問題の基礎知識
 第1章 環境問題の歴史(概観)
  1 世界の環境問題の歴史(概観)
   Column 国連組織
  2 日本の環境問題の歴史(概観)
   Column 環境省
  3 まとめ
 第2章 脱炭素(カーボンニュートラル)社会の実現に向けて
  1 地球温暖化(気候変動)問題の科学
  2 地球温暖化(気候変動)対策の歴史
  3 日本の取り組み
  4 私たちにできること
   Column 気候変動に関する若者の活動例Climate Youth Japan(CYJ)
   Column 楽しみながら学べる、取り組める例「2050カーボンニュートラル」「脱炭素まちづくりカレッジ」
 第3章 生態系と自然資本、そして私たちとのつながり─大気・水・土壌・生物多様性
  1 自然環境の疲弊
  2 地球の仕組みとヒトの影響、ヒトへの影響
   Column 気候モデル
  3 生態系と経済との関係
   Column 地球を作ってみた!
  4 まとめ
 第4章 サプライチェーンと共有価値
  1 企業にとってのサステナビリティ
  2 CSV 共通価値の創造 (Creating Shared Value)
  3 バリューチェーンとサプライチェーン
  4 廃棄物
  5 SDGsへの取り組み
   Column サステナビリティと伊勢神宮
  6 統合報告書
  7 レッスン
  8 まとめ
 第5章 サーキュラーエコノミーと投資
  1 エネルギー
  2 サーキュラーエコノミー(Circular Economy : CE)
  3 ESG投資
  4 ライフスタイル
  5 パラダイムシフト
   Column 宇宙船地球号 操作マニュアル(著者:バンクミンスター・フラー)より
  6 レッスン
  7 まとめ

第Ⅱ部 環境問題とステークホルダーの取り組み
 第6章 関係ステークホルダーの違いと役割
  1 環境問題に関するステークホルダーとは
  2 環境問題におけるそれぞれの責務
  3 環境問題における行政と企業の関係
  4 環境問題における企業とNPOの関係
 第7章 行政の取り組み1(尼崎市)─公害から環境モデル都市、そして脱炭素社会
  1 公害のまち尼崎の再生
  2 環境問題は公害から地球温暖化へ
 第8章 行政の取り組み2(湖南市)─自然エネルギーを活用したさりげない支えあいのまちづくり
  1 湖南市の概要
  2 エネルギー事業の背景
  3 湖南市のエネルギー政策
  4 自治体地域新電力事業の概要
  5 SDGs未来都市認定
  6 まとめ
 第9章 企業とSDGs
  1 企業を取り巻く社会の変化
  2 企業にとってのSDGsとは未来からのアプローチ
  3 「SDG Compass」の概要
  4 SDGs 五つのステップ
  5 企業の取り組み紹介
 第10章 企業の取り組み─持続可能な開発目標(SDGs)時代のビジネスサステナビリティ(CSR)調達
  1 企業をとりまく世の中の動き
  2 サステナビリティ(CSR)調達とは
  3 企業の取り組み
  4 最後に
   Column カードゲームで学ぶサステナビリティ
   Column CMI Approved Certified Sustainability(CSR)Practitioner training
 第11章 NGOの取り組み─熱帯林破壊と日本の消費生活とのつながり
  1 ボルネオ島は1億年の森!?
  2 東南アジアの留学生からの悲痛な訴え
  3 見えない油パーム油
  4 東京都10個分の森が被災した大規模森林火災
  5 地域住民/ローカルNGOとの熱帯林保全活動
  6 日本とボルネオの村をつなぐエコツアー
  7 持続可能な村の未来のために立ち上がった青年たち
  8 日本に暮らす私たちに何ができるか?
  9 RSPO認証は持続可能か?
  10 環境問題は国家間差別であり、世代間差別であり、種差別である
  11 問題を解決したいと思った時に一歩が踏み出せる
 第12章 SDGs時代に求められるパートナーシップと協働
  1 パートナーシップと協働とは
  2 事例紹介
  3 SDGs時代に求められるパートナーシップ

第Ⅲ部 環境問題の見方と私たちの生活
 第13章 SDGs時代に問われる洞察する力(インテリジェンス)
  1 普段触れている情報を考えてみましょう
  2 重要視され始めた「インテリジェンス」
  3 インテリジェンスの基本姿勢
  4 未来を推測する
  5 問題が国境を越える時代
  6 みんなが一丸となれないわけ
  7 合意形成できるしくみを考える
  8 人類の武器「ルール」とインテリジェンス
   Column SDGsとスタートアップ
   Column SDGsとDX(Digital Transformation)
 第14章 人は変化に抵抗する
  1 人は変化に抵抗する
  2 50年前からわかっていたこと
  3 1%の変化が劇的に世界を変える
  4 まとめ
   Column eco検定受験対策セミナー
   Column 環境問題で「物事の本質を見抜く力」を養って
 第15章 生活に欠かせないもの
  1 生活に欠かせない“もの”
  2 生活に欠かせない“もの”を得るには
  3 SDGs17個の目標が揃わないと得られない
  4 まとめ
   Column 海洋プラスチックごみをなくすために

参考文献
SDGsロゴマーク
おわりに
索引
執筆者一覧
著者略歴
福嶋 慶三(フクシマ ケイゾウ fukushima keizou)
立命館大学法学部卒業、神戸大学大学院法学研究科修了、英国サセックス大学大学院環境開発政策コース修了。環境省入省後、気候変動対策や環境教育、環境アセスメントなどに従事。その間、内閣官房(副長官補室)や、地方自治体(兵庫県尼崎市)への出向等を経験。現在、環境省近畿地方環境事務所環境対策課長兼地域脱炭素創生室長。
加納 隆(カノウ タカシ kanou takashi)
立教大学経済学部卒業。補正予算案件のネットワークシステム、外資系ERP、データ分析システムコンサルタントとして数多くの基幹業務プロジェクトを経験。Education部に在籍中は、カリキュラムのロールアウト、翻訳、オンデマンド講座を企画作成等を担当。環境管理士一級、環境カウンセラー。現在、ITと環境のコンサルティングを行うbuildBlueディレクター。
井上 和彦(イノウエ カズヒコ inoue kazuhiko)
東京農業大学農学部卒業。アジア航測株式会社勤務を経て、NPO法人環境市民で受託業務に従事。NPO法人とよなか市民環境会議アジェンダ21事務局長に就任し、ローカルアジェンダ21の推進組織の運営に従事。その後、京のアジェンダ21フォーラム事務局長に就任し、組織統合により、現在、公益財団法人京都市環境保全活動推進協会企画広報室長。
下司 聖作(ゲシ セイサク geshi seisaku)
とよなか市民環境会議アジェンダ21コーディネーター。そのほか、おおさかATCグリーンエコプラザeco検定受験対策セミナー講師、エコ・ファースト「環境おじさん饒舌会」プロデュース、近畿大学基礎ゼミSDGs特別講座講師、阪南大学経済学部まちづくり特別講座1非常勤講師、豊中SDGsネットワーク事務局長などを務める。eco検定アワード2019・2022優秀賞受賞。
タイトルヨミ
カナ:エスディージーズジダイニシッテオクベキカンキョウモンダイニュウモン
ローマ字:esudiijiizujidainishitteokubekikankyoumondainyuumon

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