近刊検索 デルタ

2023年7月20日発売

書肆侃侃房

出版社名ヨミ:ショシカンカンボウ

ミステリ映像の最前線 原作と映像の交叉光線

定価:2,530円(2,300円+税)

判型:四六

※地方・小出版流通センター扱い

openbd

このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
ミステリが映像化される際、何のために、
どのように改変されるのか。

アガサ・クリスティー、東野圭吾、横溝正史など、
名作とその映像化のもたらす化学反応の面白さ。
その秘められた意図とは?

【取り上げられた作品】
鍵のかかった部屋/オリエント急行殺人事件/氷菓/屍人荘の殺人/女子高生に殺されたい/貴族探偵/探偵はBARにいる/ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~/誰よりも狙われた男/ジョーカー・ゲーム/キングスマン/天空の蜂/帰ってきたヒトラー/アルキメデスの大戦/お嬢さん/悪魔が来りて笛を吹く/W県警の悲劇/残穢―住んではいけない部屋―/サスペリア/ナイトメア・アリー など
目次
第一部 謎解きの透視図
密室とパズル―『鍵のかかった部屋』
復讐は雪の夜に―『オリエント急行殺人事件』
救済ある古典部の浄化―『氷菓』
クローズドサークルの二つの顔―『屍人荘の殺人』
操りのピタゴラ装置―『女子高生に殺されたい』
第二部 探偵たちの肖像
探偵と呼ばれる資格―『貴族探偵』
雪の街の探偵―『探偵はBARにいる』
黒い羊の出発―『ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~』
第三部 スパイたちの世界地図
汚水に沈む黄金―『誰よりも狙われた男』
道化師たちの貌―『ジョーカー・ゲーム』
マイ・フェア・ジェントルマン―『キングスマン』
第四部 災厄の歴史年表
予言者と群衆―『天空の蜂』
眠り男の悪夢―『帰ってきたヒトラー』
阿呆船の祭り―『アルキメデスの大戦』
第五部 ジェンダーの縮図
水銀の因果の環―『お嬢さん』
禁忌と境界―『悪魔が来りて笛を吹く』
ガラスの崖と沼の底―『W県警の悲劇』
第六部 恐怖と幻想の俯瞰図
伝染する怪異―『残穢―住んではいけない部屋―』
ドイツの秋、魔女たちの冬―『サスペリア』
地獄の門と隠れ鬼―『ナイトメア・アリー』
著者略歴
千街晶之(センガイアキユキ sengaiakiyuki)
千街晶之(せんがい・あきゆき) 1970年、北海道生まれ。1995年、「終わらない伝言ゲーム――ゴシック・ミステリの系譜」で第2回創元推理評論賞を受賞。2004年、『水面の星座 水底の宝石』で第4回本格ミステリ大賞および第57回日本推理作家協会賞を受賞。著書に『怪奇幻想ミステリ150選』『幻視者のリアル』『原作と映像の交叉光線 映像ミステリの現在形』など、共著に『ニューウェイヴ・ミステリ読本』『本格ミステリ・フラッシュバック』『21世紀本格ミステリ映像大全』『書評七福神が選ぶ、絶対読み逃せない翻訳ミステリベスト2011-2020』など。
タイトルヨミ
カナ:ミステリエイゾウノサイゼンセン ゲンサクトエイゾウノクロスライト
ローマ字:misuterieizounosaizensen gensakutoeizounokurosuraito

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
緑の書 リビアのカダフィ大佐の理論
2011年10月20日、カダフィ大佐は殺された

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)
新着:ランダム(5日以内)

>> もっと見る

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。