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定価:1,870円(1,700円+税)
判型:A5
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内容紹介
古来、疱瘡は、はしかと共に人びとを震撼させた死に至らしめる疫病であった。その流行の悲惨な有り様は、洋の東西を問わず多くの文芸作品の題材ともなっている。
江戸時代には、松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶を始め、蕉門の人々により疱瘡とそれにまつわる句が詠まれている。しかし現在、植疱瘡、疱瘡痕、はしかは季語として残っているが、疱瘡は季語ではない。
疱瘡という病と、その病と人類の闘いを、多くの資料を元に説明し、なぜ疱瘡は季語になれなかったかという疑問に迫る。
江戸時代には、松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶を始め、蕉門の人々により疱瘡とそれにまつわる句が詠まれている。しかし現在、植疱瘡、疱瘡痕、はしかは季語として残っているが、疱瘡は季語ではない。
疱瘡という病と、その病と人類の闘いを、多くの資料を元に説明し、なぜ疱瘡は季語になれなかったかという疑問に迫る。
目次
日本史上の疱瘡とはしか
疱瘡の初めての記載と名称の推移
疱瘡は何処から来たのか
わが国の疱瘡の疫史
地方における疱瘡の流行
疱瘡の正体
医学的見地からみた疱瘡とジェンナーの業績
微生物とは
ポックスウイルス科
ウイルスは何処から来たのか
疱瘡とはしかの鑑別
疱瘡予防の歴史
エドワード・ジェンナーの業績
明治・大正・昭和時代の種痘、植疱瘡
ゲノム時代の疱瘡ウイルスと疱瘡ワクチン
疱瘡と文芸作品
文芸作品に書かれた疱瘡
疱瘡の句
疱瘡神の句
疱瘡とはしかの句
はしかの句
季語というもの
まとめ
疱瘡の初めての記載と名称の推移
疱瘡は何処から来たのか
わが国の疱瘡の疫史
地方における疱瘡の流行
疱瘡の正体
医学的見地からみた疱瘡とジェンナーの業績
微生物とは
ポックスウイルス科
ウイルスは何処から来たのか
疱瘡とはしかの鑑別
疱瘡予防の歴史
エドワード・ジェンナーの業績
明治・大正・昭和時代の種痘、植疱瘡
ゲノム時代の疱瘡ウイルスと疱瘡ワクチン
疱瘡と文芸作品
文芸作品に書かれた疱瘡
疱瘡の句
疱瘡神の句
疱瘡とはしかの句
はしかの句
季語というもの
まとめ
著者略歴
辻 敦敏(ツジ アツトシ tsuji atsutoshi)
1934年、東京生まれ。小児科医。2016年、知音俳句会入会、誌友。号敦丸
タイトルヨミ
カナ:キゴニナレナカッタホウソウ
ローマ字:kigoninarenakattahousou
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