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定価:1,760円(1,600円+税)
判型:B6
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内容紹介
二〇二二年のプロ野球、阪神戦。一試合ごとに短歌を詠み続けた、野球への愛。全313首を収録。
――いつまでたっても阪神が勝たないから、短歌を作ることにしました。
という一文ではじめたとき、池松さんは、なにをおもっていたのだろうか。それはわからないけれど、そのつくり出した果実を、わたしたちは、幸福にも手にしている。たしかにあったし、そのなかに生きていたのに、いまは、もうかき消えてしまった二〇二二年の「世界」と「セ界」に、わらいながら、つぎの一瞬、胸がつまるような、くるおしい日々を追体験する読者はしあわせだろう。/巻末寄稿:斉藤倫「セ界は世界に先立って」より抜粋
――いつまでたっても阪神が勝たないから、短歌を作ることにしました。
という一文ではじめたとき、池松さんは、なにをおもっていたのだろうか。それはわからないけれど、そのつくり出した果実を、わたしたちは、幸福にも手にしている。たしかにあったし、そのなかに生きていたのに、いまは、もうかき消えてしまった二〇二二年の「世界」と「セ界」に、わらいながら、つぎの一瞬、胸がつまるような、くるおしい日々を追体験する読者はしあわせだろう。/巻末寄稿:斉藤倫「セ界は世界に先立って」より抜粋
著者略歴
池松 舞(イケマツ マイ ikematsu mai)
東京生まれ。出版社勤務を経て文筆業。2022年4月8日、作歌を始める。 本書が初の著書である。文学と野球と将棋が好き。
タイトルヨミ
カナ:ヤキュウタンカ サッキマデセカイガゼンメツシタコトヲワタシハゼンゼンシラナカッタ
ローマ字:yakyuutanka sakkimadesekaigazenmetsushitakotoowatashihazenzenshiranakatta
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