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定価:2,200円(2,000円+税)
判型:四六
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内容紹介
日台はどのように
過去の清算に努めたか?
日台近代史の出発点、牡丹社事件の末裔が和解に動いた。
加害と被害の歴史を巡る両者の葛藤。マブイ(魂)の鎮魂、
彼らの祈りは?琉球民遭難殺害事件から150年、新たに見えてきた日台のドラマ。
2020年までの日台双方の和解の試みを補筆。
「著者はこの忘れられた事件から百数十年を経て、謝罪、和解の動きがあることを克明に追う。特に、原住民のパイワン族の口伝を紹介する章は特筆すべきである」
(保阪正康氏・朝日新聞書評欄)
「近代日本拡張主義の一里塚となった重大事件ながら、歴史の記述には当事者の言葉が決定的に欠けている。それが作者が抱いた問題意識だった」
(野嶋剛氏・沖縄タイムス書評欄)
「加害者と被害者、双方の子孫の心情や葛藤を見詰めながら、本書は和解の努力やゴールのあり方を掘り下げている」
(長崎新聞・文化欄)
過去の清算に努めたか?
日台近代史の出発点、牡丹社事件の末裔が和解に動いた。
加害と被害の歴史を巡る両者の葛藤。マブイ(魂)の鎮魂、
彼らの祈りは?琉球民遭難殺害事件から150年、新たに見えてきた日台のドラマ。
2020年までの日台双方の和解の試みを補筆。
「著者はこの忘れられた事件から百数十年を経て、謝罪、和解の動きがあることを克明に追う。特に、原住民のパイワン族の口伝を紹介する章は特筆すべきである」
(保阪正康氏・朝日新聞書評欄)
「近代日本拡張主義の一里塚となった重大事件ながら、歴史の記述には当事者の言葉が決定的に欠けている。それが作者が抱いた問題意識だった」
(野嶋剛氏・沖縄タイムス書評欄)
「加害者と被害者、双方の子孫の心情や葛藤を見詰めながら、本書は和解の努力やゴールのあり方を掘り下げている」
(長崎新聞・文化欄)
目次
序 章 耳を疑ったニュース
・飛び込んできた、ビックリ仰天のニュース
第一章 和解への旅
・時空を超えて、事件の被害者と加害者の末裔が向き合った
第二章 事件の顛末
・日本人が、すっかり忘れているあの事件
第三章 末裔たちの葛藤
・末裔たちは、歴史を背負って生きてきた
第四章 パイワン族の口伝
・日本の公文書が記録できなかった、事件の核心「なぜ?」
第五章 忘却の拠点地
・長崎から台湾出兵を振り返る
第六章 未来への残像
・和解のゴールを求めて歩み続ける人々
終 章 マブイの行方
・未知の彼方からマブイの視線が・・・
・飛び込んできた、ビックリ仰天のニュース
第一章 和解への旅
・時空を超えて、事件の被害者と加害者の末裔が向き合った
第二章 事件の顛末
・日本人が、すっかり忘れているあの事件
第三章 末裔たちの葛藤
・末裔たちは、歴史を背負って生きてきた
第四章 パイワン族の口伝
・日本の公文書が記録できなかった、事件の核心「なぜ?」
第五章 忘却の拠点地
・長崎から台湾出兵を振り返る
第六章 未来への残像
・和解のゴールを求めて歩み続ける人々
終 章 マブイの行方
・未知の彼方からマブイの視線が・・・
著者略歴
平野 久美子(ヒラノ クミコ hirano kumiko)
平野久美子 (ひらの・くみこ)
作家。東京都出身。学習院大学仏文科卒業。編集者を経て1990年代末より執筆活動へ。学生時代から各国、特にアジアを巡り、その体験を生かして多角的にアジアと日本の関係をテーマに作品を発表。台湾の日本統治時代に関心が深く、取材を続けている。主な著作に『淡淡有情』(小学館ノンフィクション大賞)『トオサンの桜』(小学館)『中国茶 風雅の裏側』(文春新書)『水の奇跡を呼んだ男』(産経新聞出版、農業農村工学会著作賞)『テレサ・テンが見た夢』(ちくま文庫)『台湾世界遺産級案内』(中央公論新社)など。日本文藝家協会会員、一般社団法人「台湾世界遺産登録応援会」顧問。
タイトルヨミ
カナ:ボタンシャジケン マブイノユクエ ゾウホバン
ローマ字:botanshajiken mabuinoyukue zouhoban
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