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2022年11月30日発売

小鳥遊書房

出版社名ヨミ:タカナシショボウ

詩が語るアメリカ 多様なる声への誘い

多様なる声への誘い
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内容紹介
松明を手にした力強き女性
その火は稲妻を閉じ込める。彼女の名は
亡命者の母。(エマ・ラザラス「新しい巨像」)
ネイティブ・アメリカン、日系人、ヒスパニック、黒人…様々なバックグランドを背負う詩人たちが、アメリカの歴史に刻み込む言葉。桂冠詩人ジョイ・ハージョからノーベル賞受賞者ボブ・ディランやルイーズ・グリュッグまで、アメリカ史・詩に触れたい方に送る一冊。
目次
【主な目次】
I. ネイティブ・アメリカンの声を伝える
 ──桂冠詩人ジョイ・ハージョの仕事に至るまで
II. エマ・ラザラスの詩「新しい巨像」
 ──ニューヨーク「自由の女神像」の声となって
III. ジェイコブ・ローレンスの絵『大移住シリーズ』と詩の饗宴
 ──ニューヨーク近代美術館にて
IV. 甦るラングストン・ヒューズの詩「私もまた」
 ──国立アフリカン・アメリカン歴史・文化博物館にて
V. カール・サンドバーグの詩「シカゴ」
 ──今なお街に息づいて
VI. ジャニス・ミリキタニの詩「沈黙を破る」
 ──全米日系人博物館に掲げられて
VII. ロバート・フロストの詩「選ばれなかった道」
 ──レイチェル・カーソン『沈黙の春』に引用されて
VIII. ヒスパニックの声を伝える
 ──桂冠詩人ファン・フェリぺ・ヘレーラの仕事 
IX. 掲げられたローレンス・ファーリンゲティの詩
 ──サンフランシスコのシティ・ライツ書店を訪ねて
X. 二人のノーベル文学賞詩人
 ──ボブ・ディランとルイーズ・グリュック
著者略歴
朝比奈 緑(アサヒナ ミドリ asahina midori)
慶應義塾大学教授。翻訳に、『完訳エミリ・ディキンスン詩集(フランクリン版)』(新倉俊一監訳、分担翻訳)(金星堂、2019年)、共著に、『エミリ・ディキンスンの詩の世界』(国文社、2011年)。論文に、“‘Fascination Is Absolute Of Clime’: Reading Dickinson's Correspondence with Higginson as Naturalist." Emily Dickinson Journal (vol.14, no.2, 2005)、“Reconsidering Mabel Loomis Todd’s Role in Promoting Emily Dickinson’s Writings.” Women’s Studies(vol.47, no.3, 2018)など。
タイトルヨミ
カナ:シガカタルアメリカ
ローマ字:shigakataruamerika

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