近刊検索 デルタ

2023年5月21日発売

鳥影社

出版社名ヨミ:チョウエイシャ

松本平の御柱祭

このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
変化するふるさとの祭りを精緻に記録する。
御柱祭は諏訪大社だけでなく各地で行う。
松本平の事例を丹念にまとめた好著を推薦する。
(長野県立歴史館特別館長・信州大学名誉教授 笹本正治)
目次
口絵 松本平の御柱祭斎行神社紹介
   松本平の御柱祭斎行神社地図
   
第一部 松本平の御柱祭
一章 須々岐水神社の御柱祭 
  一 はじめに   
  二 松本平の御柱祭概要  
  三 須々岐水神社について  
  四 須々岐水神社の御柱祭概要 
  五 須々岐水神社神職の御柱祭への関与
  六―㈠ 御柱見立て~里曳き前日〈一の御柱〉 
  六―㈡ 御柱見立て~里曳き前日〈二の御柱〉 
  七 御柱祭里曳き~建御柱   
  八 おわりに   
  [付帯資料]須々岐水神社御柱祭関係用語集   

二章 松本地方の御柱祭にみる地域性―山辺谷の木作りを中心に―   
  一 はじめに 「一年遅れ」の御柱祭   
  二 松本地方の御柱祭概要
  三 木作りの特色と分布
  四 ゆき頭という役割
  五 おわりに
     
三章 松本地方の御柱祭―木遣りとその詞章にみる地域性― 
  一 はじめに ―諏訪大社の御柱祭と「一年遅れ」の御柱祭
  二 御柱祭の概要と木作りの類型
  三 木作りと木遣りの型の関係
  四 山辺谷の木遣りの詞章分析   
  四―㈠ 「やまと」と「綱渡り」、「綱返し」
  四―㈡ 伝承された詞章の木遣り 
  四―㈢ 創造的な詞章の木遣り
  五 おわりに

第二部 松本平の御柱祭をめぐる周辺の話題
一章 松本ロゲイニングへの木遣り参加―伝統芸能の可能性―   
  資料1「松本24時間ロゲイニング2018」開会式広報チラシ  
  資料2「松本24時間ロゲイニング2018」報告書より

二章 松本四柱神社えびす講─まつもと郷土芸能まつりに参加して─

三章 小谷村の式年薙鎌打ち神事―諏訪大社御柱祭に先駆けて―

四章 上金井のお天狗様
  一 はじめに
  二 構成要素
  三 行事
  四 武石道
  五 まとめ

五章 コロナ禍中の御柱祭―何を守り、何を置き換えたか―   
  一 はじめに   
  二 諏訪大社の実施状況
  三 七社の実施状況
  四 何を守り何が置き換えられたか
  五 労を厭わぬ奉仕
  六 おわりに
あとがき
初出一覧
著者略歴
太田 真理(オオタ マリ oota mari)
太田真理(旧姓 細野) 1961年諏訪市に生まれ松本市で育つ 京都女子大学文学部卒業 信州大学大学院修士課程修了 フェリス女学院大学大学院博士後期課程単位取得満期退学 博士(文学) 現在:清泉女子大学、東京未来大学非常勤講師 専門:日本上代文学(万葉集)、民俗学 主な論文: 「フィールドから読む『万葉集』」(上野誠・大浦誠士・村田右富実編『万葉をヨム—方法論の今とこれから』笠間書院 2019) 「近現代文学のなかの万葉集」「【コラム】ポップカルチャーと万葉集」(上野誠・鉄野昌弘・村田右富実編『万葉集の基礎知識』角川選書650 2021/4) 「『万葉集』七夕歌の所伝と応用—信州松本の七夕短冊書付歌をめぐって—」(『美夫君志』第104号 2022) 「松本市山辺のお船祭り—二輪のオフネの意味と位置づけ—」)『長野県民俗の会会報』44号 2021)
小林 美代子(コバヤシ ミヨコ kobayashi miyoko)
タイトルヨミ
カナ:マツモトダイラノオンバシラサイ
ローマ字:matsumotodairanoonbashirasai

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。