近刊検索 デルタ

2023年11月25日発売

鳥影社

出版社名ヨミ:チョウエイシャ

舞台の上の殺人現場

「ミステリ×演劇」を見る
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
ホームズ、クリスティから、現代社会の謎の深淵まで
〝ミステリ演劇〟の魅力のすべてがこの一冊にちりばめられている!
だます!だまされる!ナマで見るサスペンス劇ガイドブック

今日も劇場の扉は開く。席に着く。

開演時間になる。
客電が落ちて、観客席にジワッと、何事かが起きる予感が広がる。
舞台に照明が入って、人間たちが動き出す…。
また一つ、舞台の上に新しい殺人現場があらわれる…。 (本文より)
目次
ACT 1
 1 幕開き
      「夜の来訪者」(プリーストリ)

 2 演劇とミステリの出会い
      「ハムレット」「毛抜」

 3 女王・クリスティ
      「ねずみとり」「ナイル殺人事件」

 4 フーダニット名作選
      「毒薬と老嬢」「罠」「暗くなるまで待って」「スルース」「死の罠」

 5 名探偵に難題
       「The secret of Sherlock Holmes」「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」
      (三谷幸喜)「黒蜥蜴」(江戸川乱歩・三島由紀夫)

 6 現実はハードボイルド
      「ラインの監視」「子供の時間」(リリアン・ヘルマン)「手紙」(モーム)
      「正義の人びと」(カミュ)「貴婦人の来訪」(デュレンマット)
      「死と乙女」(ドーフマン)「殺し屋ジョー」(トレイシー・レッツ)
      「犯罪フィールドノート」(山崎哲)

BREAK  

 7 怪談
      「怪談牡丹燈籠」(大西信行、フジノサツコ)「未練の幽霊と怪物」(岡田利規)
      「ウーマン・イン・ブラック」

 ACT 2
 8 警察
      「探偵物語」「三億円事件」「笑の大学」「熱海殺人事件」

 9 裁判
      「検察側の証人」「神と人とのあいだ」「十二人の怒れる男」「滝の白糸」

 10 牢獄
      「蜘蛛女のキス」「ショーシャンクの空に」「ゴドーを待ちながら」

 ACT 3
 11 不条理の衝撃
      「そして誰もいなくなった」(クリスティ╱別役実)「ほんとうのハウンド警部」
      「ローゼンクランツとギルデスターンは死んだ」

 12 過去と未来へのタイムトラベル
      「アマデウス」(ピーター・シァファー)「治天ノ君」(古川健)
      「華氏451度」(レイ・ブラッドベリ)「1984」(ジョージ・オーウェル)

 13 現場検証・2020─2023年
      「ドクター・ホフマンのサナトリウム―カフカ第4の長編―」
      「兎:波を走る」「ザ・ウエルキン」

 14 目撃者・観客 

 15 パンドラの箱

謝 辞   
参考文献  
あとがき  
索引   
著者略歴
麻田 実(アサダ ミノル asada minoru)
本名:川村尚敬 1936年生まれ。慶應義塾大学卒業。 59年から、NHK、92年から制作会社カズモでテレビ番組を製作。現在役員プロデューサー。主な制作番組・テレビドラマ「白鳥の歌なんか聞こえない」「ガラスのうさぎ」など銀河テレビ小説枠。「ジンジャーツリー」(BBC-NHK共同制作)「新宿鮫シリーズ」(NHK)「命のビザ」(CX)「朗読紀行シリーズ」(NHK)。演劇番組では「芸術劇場」(ETV)昭和演劇大全集(NHKBS)など。情報系番組では「日時計」(NHKスペシャル)「日系人20世紀の自画像」(NHKBS)。映画、映像作品では「あいつ」(アルゴ)「赤いカラスと幽霊船」(横浜博)「サザンウインズ」(国際交流基金)など。 ミステリでは、「幻影城賞」第二回佳作。現在、「ハヤカワミステリマガジン」「季刊文科」で劇評連載中。
タイトルヨミ
カナ:ブタイノウエノサツジンゲンバ
ローマ字:butainouenosatsujingenba

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
ハイリスク・ノーリターン
公安のスパイ、山口祐二郎とは何者か

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)
新着:ランダム(5日以内)

>> もっと見る

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。