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定価:3,960円(3,600円+税)
判型:四六
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内容紹介
無実の殺人の罪を着せられて警察の拷問を受け、地下の世界に逃げ込んだ男の奇妙で理不尽な体験。
20世紀黒人文学の先駆者として高い評価を受ける作家の、充実期の長篇小説、本邦初訳。重要な中短篇5作品を併録した、日本オリジナル編集!
おまえは無実だが有罪であり、咎【ルビ:とが】はないが告発され、生きているが死ななければならない。そして、威厳ある人生を送る能力を持ちながら、屈辱の一生を生きなければならず、見たところは合理的な世界に生きているようでいながら、完全に不合理な死を遂げなければならないのである。
(「地下で生きた男」より)
20世紀黒人文学の先駆者として高い評価を受ける作家の、充実期の長篇小説、本邦初訳。重要な中短篇5作品を併録した、日本オリジナル編集!
おまえは無実だが有罪であり、咎【ルビ:とが】はないが告発され、生きているが死ななければならない。そして、威厳ある人生を送る能力を持ちながら、屈辱の一生を生きなければならず、見たところは合理的な世界に生きているようでいながら、完全に不合理な死を遂げなければならないのである。
(「地下で生きた男」より)
目次
地下で生きた男
第一部
第二部
第三部
中・短篇集
川のほとりで
長く暗い歌
でかくて親切な黒人さん
何でもできる男
影を殺した男
編訳者あとがき
第一部
第二部
第三部
中・短篇集
川のほとりで
長く暗い歌
でかくて親切な黒人さん
何でもできる男
影を殺した男
編訳者あとがき
著者略歴
リチャード・ライト(リチャード ライト richaado raito)
(Richard Wright)1908-1960。ミシシッピ州生まれ。激しい人種差別のなかで育ったが、15歳のころに文学に目覚め、19歳で小説家を志してシカゴに出る。さまざまな職業に就きながら文筆の道を模索。主要作品に『アンクル・トムの子供たち』、『ネイティヴ・サン』、『ブラック・ボーイ』、『アメリカの飢え』などがある。
上岡 伸雄(カミオカ ノブオ kamioka nobuo)
(かみおか・のぶお)1958年生まれ。アメリカ文学者。訳書に、ハーパー・リー『ものまね鳥を殺すのは』(早川書房)、ティム・オブライエン『戦争に行った父から、愛する息子たちへ』(共訳、作品社)、リチャード・ライト『ネイティヴ・サン』(新潮文庫)、他多数。
タイトルヨミ
カナ:チカデイキタオトコ
ローマ字:chikadeikitaotoko
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