近刊検索 デルタ

2023年4月30日発売

梓書院

出版社名ヨミ:アズサショイン

掩体壕を残すまちから 宇佐海軍航空隊を訪ねて

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内容紹介
私たちのまちも戦場だった──
大分県宇佐市のこれまでとこれから

戦時中、大分県宇佐市には宇佐海軍航空隊があった。この航空隊は真珠湾攻撃の搭乗員の養成を担うなど、「艦爆、艦攻のメッカ」として知られるが、時代とともに特攻基地へと変わっていく。この地から神風特別攻撃隊が出撃して154人もの人が亡くなったこと、また度重なる空襲で多くの人が亡くなったこと。これらの歴史を伝えるため、著者は長年平和活動に取り組んできた。

宇佐市には今も、空襲で敵機から飛行機を守るための格納庫である掩体壕をはじめ、多くの戦争遺構が残っている。戦争の歴史も風化が進む中、語り部としてこれら戦争遺構を保存することは、ますます重要になってくるだろう。戦争体験者から戦争を知らない世代へ、そしてさらにその子供たちへ。航空隊の歴史を通して、平和の大切さや命の尊さを語り伝える著者が「掩体壕の残るまち」から「掩体壕を残すまち」への遍歴を綴る。世代を超え地域を越えた、たくさんの人との出会いの記録。
目次
はじめに ─戦争を知らない子供たち第1世代から─
1 宇佐海軍航空隊との出会い
2 活動のテーマは「発掘」
3 「宇佐航空隊の世界」の催し
4 その他の活動と催し
5 保存と伝唱
6 宇佐海軍航空隊のあゆみとその特色
あとがき
参考文献他
年表
著者略歴
平田 崇英(ヒラタ ソウエイ hirata souei)
昭和23年   宇佐市生 昭和46年3月 龍谷大学文学部仏教学科卒業 昭和47年8月 財団法人教徳保育園勤務 昭和53年5月 財団法人教徳保育園園長 昭和54年8月 保父(現在の保育士)資格取得 大分県男性1号 昭和62年9月 地域づくり団体 豊の国宇佐市塾塾生代表 平成元年3月 財団法人教徳保育園退職 平成元年4月 浄土真宗本願寺派教覚寺副住職 平成2年3月 宇佐市教育委員三期(平成14年任期満了) 平成11年6月 浄土真宗本願寺派教覚寺住職 平成15年4月 行政相談委員三期(平成21年3月退任)
タイトルヨミ
カナ:エンタイゴウヲノコスマチカラ ウサカイグンコウクウタイヲタズネテ
ローマ字:entaigouonokosumachikara usakaigunkoukuutaiotazunete

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