近刊検索 デルタ

2015年4月3日発売

大阪大学出版会

出版社名ヨミ:オオサカダイガクシュッパンカイ

通じる!科学英語論文・ライティングのコツ

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内容紹介
科学英語論文作成のシンプルなコツを、英語が苦手な人もやさしい手引きで学べる。どんな英文が最も読者の理解を邪魔をするのか分かり、伝えたいことが通じる論文を書くための、メソッド、リザルツ、ディスカッション、アブストラクトなど各セクションから、タイトルのつけ方までのコツを学習する。自分で選ぶモデル論文を使い、章末タスクの書き込みは切り取り式で提出できるので、ラボでの学習のテキストとしてもおすすめ。
目次
第1章 はじめに
 1.論文の全体構造を把握しよう
  レポートとの違い
  骨組みは砂時計型
  モデル論文を集めよう
 2.書く前の準備体操に
  アカデミックな語彙の選び方
  コロケーション辞典を使おう
 コラム1 「おはよう」と「おはようございます」

第2章 イントロダクション・セクション
 1.骨組み:徐々に話題を狭く
  当研究の重要性を説明
  先行研究に言及
  当研究を一つの文で記述
 2.時制の役割:現在完了、過去、現在
  研究背景の現在完了時制
  先行研究の過去時制
  当研究その他の現在時制
 3.さあライティングしよう
 コラム2 意図的でなくとも剽窃に

第3章 メソッド・セクション
 1.骨組み:徐々に詳細へ
  手順概論から初めに
  詳細を記述
  さらに詳細へ
  補足)理論系論文について
 2.態と時制の役割:受動態の現在形/過去形
  受動態の作り方
  過去受動態の表すもの
  一般的手順の現在受動態
 3.さあライティングしよう
 コラム3 逐語訳では通じない

第4章 リザルツとディスカッション・セクション
 1.骨組み:事実・意見・一般化
  リザルツはデータと違う
  ディスカッションの構造
  コンクルージョンの役割
 2.一般化表現(generalization)
  リザルツと比較・頻度表現
  ディスカッションとヘッジング(あいまい表現)
  リミテーションと将来の展望
 3.さあライティングしよう
 コラム4 文章は構築の仕方で意味をなす

第5章 アブストラクト
 1.骨組み:全体のエッセンス
  長短のバリエーションと目的
  セクション別に分析しよう
  各セクションのまとめを利用
 2.英語のロジック:パラレリズム
  大きな塊のパラレリズム
  代名詞で短く
  節から句へのパラフレーズ
 3.さあライティングしよう
 コラム5 難しいことこそ易しく

第6章 タイトルと速読へ
 1.タイトルをつけよう
  タイトルと同義語
  より広い同義表現
 2.速読術とライティング
コラム6 辞書を友に

おわりに
出典一覧
巻末:切り取りノート(1~15)
著者略歴
尾鍋 智子(オナベ トモコ onabe tomoko)
学術博士。専門は科学史(視覚光学史)、英語教育。ハーバード大学修士(M.A.)。総合研究大学院大学博士(Ph.D)。米国フランクリンアンドマーシャル大学専任講師、東京大学先端科学技術センター協力研究員、立命館大学嘱託講師などを経て、大阪大学未来戦略機構第三部門特任准教授。著書に『絶対透明の探求:遠藤高璟著「写法新術」の研究』思文閣出版(2006)。共著に"Bento:Boxed Love, Eaten by the Eye", Eric C. Rath, Stephanie Assmann 編,Japanese Foodways: Past and Present, University of Illinois Press.
タイトルヨミ
カナ:ツウジルカガクエイゴロンブンライティングノコツ
ローマ字:tsuujirukagakueigoronbunraitingunokotsu

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