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2012年8月6日発売

海風社

出版社名ヨミ:カイフウシャ

崔曙海作品集 脱出記

陶院叢書
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内容紹介
1920年代、日本の朝鮮植民地政策が露骨化し、満州事変へと軍靴が高鳴る中、次々と生まれ出た崔曙海の「貧困文学」。その代表作11篇の翻訳をまとめた初めての書。
また「崔曙海文学の世界-批判的写実主義からプロ文学へ-」と題された解説は訳者の翻訳の師でもある児童文学評論家の韓丘庸氏が書いている。
この解説は、崔曙海(チェ・ソヘ)とその作品の紹介だけにとどまらず、近代朝鮮文学史を紐解く上での良好なテキストとなっている。
目次
故国/拾参円/脱出記/パクトリの死/飢餓と殺戮/洪水の後/白琴/毛布/金魚/紅焔/新しい道を歩む/解説 韓 丘庸(ハン グヨン)/崔 曙海 年譜

著者略歴
崔 曙海(チェ ソヘ che sohe)
1901年1月21日、咸鏡北道城津に生まれる。 1917年、故郷を離れ、間島に行く。 1918年、『学之光』に詩を3篇発表。 1920年、結婚。すぐに離婚し、結局4度結婚する。 1921年、娘、白琴が生まれる。 1923年春、間島から帰国。 1924年、貧しさのため一家が離散。 1924年11月、京畿道楊州郡榛接面の奉先寺に身を寄せる。 1925年、奉先寺を離れる。 1925年2月、ソウルの東大門外の龍頭里168の1番地にある方仁根宅に下宿する。 1927年、朝鮮文壇社に入社するも、すぐに退社する。 1927年、長男、白が生まれる。 1929年、中外日報の記者になる。 1930年、中外日報が倒産。 1930年、次男、澤が生まれる。 1931年、毎日申報の学芸部長を務める。 1932年6月末、鍾路区寛勲洞の三乎病院に入院する。 1932年7月9日、死亡。
鳥生 賢二(トリウ ケンジ toriu kenji)
1942年 愛媛県生まれ。翻訳家 天理大学卒業、朝鮮近代文学専攻 「朝鮮学会」会員 「北十字星文学の会」会員 訳書に、『黄順元短篇集―にわか雨』(槿蘭文化社) 『玄鎮健短篇集―運のいい日』(槿蘭文化社) などがある。
タイトルヨミ
カナ:チェ・ソヘ サクヒンショウ ダッシュツキ
ローマ字:che・sohe sakuhinshou dasshutsuki

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