近刊検索 デルタ

2024年1月12日発売

松籟社

出版社名ヨミ:ショウライシャ

フォークナーの晩年様式 その展開と変容

その展開と変容
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
フォークナーに〈レイト・スタイル〉はあるのか?
あるとしたら、それはいかなるものか。
フォークナーの後期作品に見られる、老いのペルソナと自伝的様式を考察し、その〈レイト・スタイル〉の内実に迫る。
目次
序章  レイト・フォークナー

第Ⅰ部 リ・メモリー 《追憶》
第一章  老境のフォークナー 酒と女と馬と
第二章  老いの繰り言 「ミシシッピ」にみるメモワール形式

第Ⅱ部 リ・ヴィジョン 《再視=修正》
第三章  愛の技法ふたたび 『操り人形』から『尼僧への鎮魂歌』へ
第四章  南部再訪 エヴァンズとフォークナーの後期様式
第五章  失われた世代の神話と寓話 『兵士の報酬』と『寓話』

第Ⅲ部 レトロ・スペクタクル 《幻視》
第六章  夢のあとさき スノープス三部作とアメリカの夢
第七章  老いの幻影 『自動車泥棒』における作者のペルソナ

終章  死に向かって「否」と告ぐ フォークナーの晩年様式
著者略歴
山本 裕子(ヤマモト ユウコ yamamoto yuuko)
 同志社大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程(後期課程)満期退学。  米国コロンビア大学大学院人文科学研究科英文学及び比較文学専攻修士課程 修了。  現在、千葉大学大学院人文科学研究院准教授。  専門はアメリカ文学・文化研究、特にWilliam Faulknerを中心とした20世紀南部小説。  著書にFaulkner's Families(共著、University Press of Mississippi)、Faulkner and Hemingway(共著、Southeast Missouri State University Press)、『ウィリアム・ フォークナーの日本訪問』(共著、松籟社)、『ウィリアム・フォークナーと老いの表象』(共著、松籟社)などがある。
タイトルヨミ
カナ:フォークナーノレイトスタイル
ローマ字:fookunaanoreitosutairu

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
シネシネナンデダ日記
本物の狂気はあんまり格好よくないです(著者)

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)
新着:ランダム(5日以内)

>> もっと見る

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。