近刊検索 デルタ

2023年6月8日発売

水曜社

出版社名ヨミ:スイヨウシャ

オンライン・ハイブリッド学術集会の設計と開催

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内容紹介
新型コロナパンデミック下で増えたのは、オンライン授業だけではない。オンライン学会(学術集会)、ハイブリッド学会の開催が急速に増加した。

 本書は研究者に欠かせない「発表」「議論」「交流」の場である学術集会のオンライン・ハイ ブリッド開催を、専門業者に委託しなくてもできるノウハウを提供。どこから手を付ければよいか、どんな機材を用いるか、どう設営・運営するかなど第一歩から解説する。

 さらにリアルタイムでの発表と質疑は多くのイベントの基本であり、市民公開講座や企業セミナーをはじめ、現地会場とオンラインを組み合わせた同期型イベントの企画に関わる方にとっても好著。
目次
はじめに
1. 学術集会とオンライン・ハイブリッド開催
学術集会
学術集会のオンライン開催
学術集会のハイブリッド開催
技術担当者
学術集会と授業の違い
本書の構成
column 遠隔会議の技術発展

2. 使用するシステム
要件
オンライン参加における基本的な情報の考え方
参加者の役割ごとの行動/参加者間でやりとりされる情報
システム
遠隔会議/ウェビナー/ライブストリーミング/遠隔会議とライブストリーミングの組み合わせ
システム選定
遠隔会議における一般参加者の発言/システム選定の例

3. オンライン開催の構成
要件
基本的な遠隔会議の使い方
拠点会場のあるオンライン開催
拠点会場の基本的な構成/映像音声の送受信用PC/技術担当者用PC/発表資料共有用PC/座長のチャット確認用PC/最小限の構成

4. ハイブリッド開催の構成
要件
基本構成
ある程度大きい現地会場/のぞましくない構成/マイナスワン構成/スピーカー2台構成/講義室マイク/遠隔会議専用端末/ハイブリッドの一方向配信/現地会場における構成の決定/複数の現地会場
column ハイブリッド開催のコンセプト

5. 発表形式
要件
ハイブリッド開催における発表形式
現地会場参加のリアルタイム発表/オンライン参加のリアルタイム発表/録画発表
発表形式を選択する基準
column 演者の経験の観点からの検討
現地会場における発表機器の構成
演者が発表資料共有用PCを操作する/技術担当者が発表資料共有用PCを操作する/画面共有と資料操作の役割を分ける/画面共有時に操作画面を見せない
発表資料内の音声の送り方
遠隔会議の音声共有オプション/キャプチャーデバイスを用いた音声共有/映像音声の送受信用PC からの共有

6. 機器・設備
要件
インターネット
遠隔会議用端末
映像機器
Webカメラによる映像入力/その他のカメラによる映像入力/キャプチャーデバイス/映像出力
音声機器
音声入力/音声出力/講義室の拡声

7. 技術担当者の仕事
要件
現地会場の設営・操作
事前調整/学術集会当日
オンライン参加者との調整
事前調整/学術集会当日
column 技術担当者マニュアルの例

8. ハイブリッド学術集会の構成例
基本構成の例
概要/現地会場の映像音声の構成/発表
現地会場でのマイク拡声のある例
概要/現地会場の映像音声の構成/発表
ハイブリッドの一方向配信の例
概要/現地会場の映像音声の構成/発表
column スマートフォンを映像音声の送受信用PCとして使う
附録:本書で登場した機材
著者略歴
富松 俊太(トミマツ シュンタ tomimatsu shunta)
九州大学病院国際医療部アジア遠隔医療開発センター特任助教。博士(芸術工学)。1985年生まれ。九州大学芸術工学部卒、同大大学院芸術工学府修士課程修了後、民間企業を経て2015年より九州大学病院国際医療部アジア遠隔医療開発センターにて遠隔会議を使った国際医療教育の技術支援に従事、技術支援をテーマとした研究も行い、2021年九州大学大学院芸術工学府博士課程修了。博士論文は「国際遠隔医療教育における遠隔会議の技術的問題とコミュニケーションデザインに関する研究」。
タイトルヨミ
カナ:オンラインハイブリッドガッカイノセッケイトカイサイ
ローマ字:onrainhaiburiddogakkainosekkeitokaisai

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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