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2013年8月23日発売

ライフサイエンス出版

出版社名ヨミ:ライフサイエンスシュッパン

臨床研究を正しく評価するには Dr.ファーバーグが教える26のポイント

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内容紹介
原著副題は“All that Glitter is not Gold(光るものすべてが金とは限らない)”
ちまたでもてはやされている臨床試験,本当に価値のあるGoldなのか――?
本書を読み進めれば,じつに多くの臨床試験が,そうでないことに気づくはずだ。
「Goldではないのに光り輝くように見えてしまうからくり」がわかれば,論文を読むことはもっと楽しくなる。そして,目の前の患者さんに本当に必要な治療がみえてくる。
本書は,論文の読み方について,あのファーバーグ兄弟がわかりやすく丁寧に解説した「入門書」です。 翻訳は,バイオ統計学の第一人者である折笠秀樹氏。

この本を手に取って下さったら,あとは何もいりません。統計の知識も,いりません。はじめから読み進める必要もないのです。目次をみて気になったところから読んでみてください。
皮肉たっぷりの風刺漫画からみて下さってもいいかもしれません(たくさんあります)。いつのまにか臨床研究論文の長所・短所が理解できるようになっていきます。著者のファーバーグ兄弟はEBMの専門家であると同時に,一流の臨床家でもありました。そんな兄弟が“個人的経験と多くの試行錯誤”から生み出した,珠玉のアドバイス。
臨床研究を正しく評価するには─Dr.ファーバーグが教える26のポイント─

きっと役に立つはずです。
今まさに,日本における臨床研究のあり方が問われています。
臨床医がその信頼性を確かめなければならない時代。
本書はまさに,臨床研究実施に携わる人,臨床研究論文を読まねばならない人のために作られました。
目次
第1章 本書の目的は何か?
第2章 便益と害のバランスがなぜ治療選択に必要か?
第3章 ランダム化比較試験の長所は何か?
第4章 ランダム化比較試験の弱点は何か?
第5章 メタ解析は本当に正しいか?
第6章 観察研究の長所は何か?
第7章 観察研究の短所は何か?
第8章 科学的な疑問は事前に述べられていたか?
第9章 開始時に治療群は比較可能であったか?
第10章 盲検化・遮蔽化はそんなに大切か?
第11章 症状の改善はどのようにして測るか?
第12章 生活の質は本当に評価できるか?
第13章 バイオマーカーは薬効評価において有用か?
第14章 薬の副作用はどのようにして測るか?
第15章 臨床試験の対象にはどれくらい代表性があるか?
第16章 解析から消えた対象には何があったのか?
第17章 実薬対照試験は信用できるか?
第18章 複合エンドポイントは有用か?
第19章 バイオマーカーの変化で臨床効果を予測できるか?
第20章 著者はどれくらい信用できるか?
第21章 一流の雑誌に載れば質は保証されるか?
第22章 科学的データの解釈にバイオ統計学者は必須か?
第23章 同種同効品は切替え可能か?
第24章 経済分析はどれくらい信用できるか?
第25章 情報洪水にどう対処すべきか?
第26章 どうすれば研究成果を診療現場で使えるか?
著者略歴
Bengt D. Furberg(ファーバーグ faabaagu)
折笠秀樹(オリガサヒデキ origasahideki)
タイトルヨミ
カナ:リンショウケンキュウヲタダシクヒョウカスルニハ
ローマ字:rinshoukenkyuuotadashikuhyoukasuruniha

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