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定価:6,380円(5,800円+税)
判型:A5
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内容紹介
これまで、戦前から戦後への転換は、帝国憲法体制と日本国憲法体制の断絶として語られてきた。しかし、敗戦のインパクトがいかに大きいものであっても、その強度を計るには、戦前・戦中社会と戦後社会との連続面をみていかなくてはならない。本書は、その連続面を帝国日本における主権や人権、立憲主義といった近代特有の働きから考察する。そのなかから帝国憲法体制とは何であったのかを再考し、さらに戦後の日本国憲法体制の意味をも明らかにする。
目次
序章 主権論の地平と新たな歴史学にむけて
第一章 危機のなかの立憲主義と国体の創造
第二章 非常時の革新と憲法を超える天皇
第三章 帝国日本のなかの「生存権」の起源
第四章 日本国憲法の成立と美濃部達吉の八月革命説
第五章 憲法制定権力の世界と人権主体
終章 「永遠の戦争」と人権主体、そして戦後日本へ
第一章 危機のなかの立憲主義と国体の創造
第二章 非常時の革新と憲法を超える天皇
第三章 帝国日本のなかの「生存権」の起源
第四章 日本国憲法の成立と美濃部達吉の八月革命説
第五章 憲法制定権力の世界と人権主体
終章 「永遠の戦争」と人権主体、そして戦後日本へ
著者略歴
林 尚之(ハヤシ ナオユキ hayashi naoyuki)
1977年生まれ。日本学術振興会特別研究員
タイトルヨミ
カナ:シュケンフザイノテイコク
ローマ字:shukenfuzainoteikoku
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